とはいえ、一体どのようなシャンプーを使えばよいのかわからない人もいるはずです。
そこで、トイプードルにおすすめのシャンプーやシャンプーを行うコツを紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
もくじ
愛犬の肌に合ったシャンプーを探そう
トイプードルの特徴でもあるふわふわの毛は、毛同士が絡まったり、汚れがつきやすかったりします。
犬種によってはブラッシングで汚れをある程度落とすことができますが、トイプードルの場合には毛量が多いため、ブラッシングだけでは十分に汚れを落とすことができません。
そのため、定期的にシャンプーをして汚れを落とす必要があります。
室内で飼っているとはいえ、散歩の際に外に出ると、外気からの汚れや菌、ダニなどが毛にくっついてしまいます。
その汚れを落とさないままでいると、不衛生なのはもちろんのこと、体臭がひどくなったり皮膚病などにかかりやすくなったりしますので、注意しましょう。
トイプードルのシャンプーを選ぶ時には、ただ単に犬用のシャンプーを選ぶのではなく、肌質に合ったものを選んであげることが大事です。
トイプードルといえども、人間と同じようにその個体によって肌質は異なり、合わないものを使用していたら健康によくありません。
また、季節や年齢によっても肌質が変わり、今まで大丈夫だったのに、フケがでるようになったということもあります。
その時々の愛犬の体調にマッチするものを探しましょう。
1.ラファンシリーズ
ラファンシリーズ シャンプー&リンス200ml ¥4,968
多くのトリマーやペットオーナーが支持している定番シャンプーです。
ラファンシーズはトリミングサロンやショウブリーダーに定評のある美しい仕上がりが特徴のシリーズです。
ノンオイル処方のじゃなので、油焼けを起こさず、ソフトで乾きの早い仕上りです。
ハリ、コシのある被毛に仕上げるので、被毛の根元の立ち上がりや全体のボリュームを必要とするトイプードルに向いています。
特殊タンパク質を配合しているので、被毛を丈夫にし、もつれや切れ毛をできにくくします。
より高い効果を出すためにリンスとの併用をおすすめします。
2.ノバサンシャンプー
ノバサンシャンプー0.5(236ml) ¥2,550
動物病院で使用される薬用シャンプーとして最も支持されているシャンプーです。
「犬の皮膚病治療用の薬用シャンプー」として、アメリカで1973年に売り出して以来、獣医師に信頼を寄せられ使い続けられているシャンプーです。
薬用シャンプーというと、皮膚病の犬・猫にしか使ってはいけないと思いがちですが、このノルバサンシャンプーは、皮膚病の予防のためにも普段から使えます。
高温多湿な日本で繁殖しやすい細菌や真菌(カビ)などの皮膚病を予防できます。
また、コンディショニング成分が入っているので、洗いあがりの被毛はフンワリしなやか。リンスは不要なのも楽で嬉しいですね。
皮膚が弱いワンちゃんにおすすめです。
3.A.P.D.C ティーツリーシャンプー
ティーツリーシャンプー&コンディショナーセット 500ml ¥4,320
高い消臭効果のあるシャンプー。
植物由来の天然成分を使っている保湿効果抜群の肌に優しいシャンプーです。
泡切れが早く、ふんわりサラサラな感触に仕上がります。
泡が柔らかく細かになるので、皮脂を落としすぎることがありません。
ティーツリーの爽やかな香りのファンになる飼い主さんも多いとか。
ふわふわ感を出すために、コンディショナーとの併用をおすすめします。
4.ビルバック アデルミル ペプチドシャンプー
ビルバック (Virbac) 犬猫 アデルミル ペプチドシャンプー 200ml ¥3,369
少しお値段は張りますが、世界中の獣医師が絶大な信頼をおいている犬用シャンプーです。
アデルミルは皮膚を健康に保つために重要な必須脂肪酸やセラミドを配合した、石鹸成分を含まない低アレルギー性のシャンプーです。
愛犬のデリケートな皮膚・被毛を刺激することなくに優しく保護します。
無香料なのでシャンプーの匂いを気にする犬におすすめです。
シャンプーするときのコツは?
(1)シャンプーの前はブラッシングをする
あごから体まで全体の汚れを浮き上がらせるためにブラッシングをします。被毛のもつれなどこの時にとってあげましょう。
ここでブラッシングを怠ると、洗い終わりのふわふわ感がなくなってしまいます。
(2)洗う時は必ずリードでつなぐ
濡れても平気な首輪とリードを用意し、うろうろできないくらいの蛇口などに結びましょう。リードをしないとパニックになって逃げてしまったり事故につながる可能性があるので、安全のために準備しましょう。
(3)洗う場所は足場を安定させる
足場が安定しないと、犬が不安になりパニックになったり、お風呂が嫌いになってしまう場合があります。特に湯船に入れて洗う場合は、すのこを下に入れ、足場を安定させましょう。
もし湯船のサイズのすのこが用意できないならば、湯船に入れず、洗い場で留めておきましょう。
庭などの地面の場合はすのこは不要です。
(4)シャンプーは原液でなく、水と薄めて使う
シャンプーは原液ではなく薄めて使用することです。ボトルの裏に何倍に薄めるかが書いてあるので、用法・
たとえ、シャンプーが犬用のものでも、個体によって肌に合う、合わないがあります。
もし、原液のまま使用して犬の肌に合わなかったら大変です。
特に子犬の場合には肌がまだ弱く刺激に耐えられませんので、商品のラベルをきちんと確認して注意をしながら使用するようにしましょう。
そして、使用してから異常が現れた場合には、すぐにシャンプーの使用を中止して、病院で診てもらうようにしてください。
(5)39~40度のぬるま湯で洗う
自宅シャンプーで犬の体に浴びせていいお湯の温度は、犬の体温よりも1度くらい高い温度がよしとされます。具体的に言えば、39度~40度くらいです。
40度以上のお湯をかけると、体温調節が苦手な犬は低温やけど状態になる可能性があります。
逆に体温よりも低い37度以下のお湯をかけると、体温が奪われ体調を崩す要因にもなってしまいます。
(6)自然乾燥はNG。ドライヤーで乾かす
自然乾燥をさせると、せっかくシャンプーしたのに生乾き状態になり、雑菌が繁殖してしまいます。これではせっかく洗った意味もなくなってしまうため、タオルで水分を充分ふき取った後に、ドライヤーで乾燥させましょう。
まとめ
トイプードルに合ったシャンプーを選んで、定期的にきちんと汚れを落としてあげれば、散歩で外に出る機会があっても常に清潔に保つことができます。
シャンプーはトイプードルの健康を守ることにもつながりますので、丁寧にシャンプーしてあげるようにしましょう。
いつも行くトリミングサロンと同じものを飼うのもありですね。
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