1.マルチーズの毛はとっても繊細!
犬の被毛はふわふわと柔らかな下毛の上に太くしっかりとした上毛が重なった「ダブルコート」と、マルチーズのように、細く柔らかい毛のみが生えた「シングルコート」という被毛のタイプがあります。マルチーズの細い毛は絡まりやすいので、小まめなケアが必要です。
日々のブラッシングを丁寧にしてあげることで真っ白でツヤのある毛並みが保たれます。
また、そんなマルチーズの毛は長く伸びるのでカット次第で様々なヘアスタイルにできます。
2.マルチーズならではのヘアスタイルバリエーション
カラーリングにおすすめの垂れ耳スタイル
耳の部分の毛のみを長くしたヘアスタイルです。
このくらいの長さで毛先を少しだけカラーリングしているワンちゃんもいますが、さらに長くしてグラデーションに染めればより個性が出ます。
ガーリーなボブヘア
女の子らしい雰囲気がありながら、短めなのでブラッシングも簡単です。
頭部の長い毛を半分くらいすくって頭の上で束ねれば可愛くて元気な印象になります。
男の子にぴったりなシュナウザーカット
その名の通りシュナウザー風に仕上げるスタイルで、凛々しい印象になります。
ポイントは眉毛や口の周りの毛を長めに残すことです。
マルチーズはシュナウザーのようにくせっ毛ではありませんが、眉毛と口周り以外を短く刈ることで真っ白なシュナウザーに変身できます。
真ん丸フェイスカット
顔全体が丸い形になるように顔周りの毛を残すように意識したスタイルです。
耳の毛や体全体を短めに仕上げることで顔の丸さがより際立ち、可愛いらしく見えます。
お手入れが簡単なすっきりスタイル
口周りや耳の毛、胴体、足の毛を全て短くカットすることで、毛の白さがキープでき、毎日のお手入れが簡単になります。
また、全体的に毛が短いので丸くて大きな目が強調され、幼く愛らしいベビーフェイスが際立ちます。
3.ヘアカット以外にも欠かせない、日々のお手入れ
毎日必ずするべきお手入れは「ブラッシング」です。
はじめにブラシでよく毛をといてからスリッカーブラシで優しく丁寧に毛玉を取ってあげましょう。
一気に取ろうとしてもほこりがついて絡みやすくなっている毛は簡単には解けずに犬も痛がってしまいます。
毛先から少しずつとかしてあげましょう。
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マルチーズをブラッシングしてあげよう!
シャンプーは月1、2回くらいの割合で行ってください。
そこまで汚れていない場合は温かい濡れタオルなどでふくだけでもかまいません。
シャンプーはあまりやりすぎると皮膚を守っている油まで落ちてしまい、肌の炎症につながります。
シャンプー後にはタオルでよく拭いてあげてから、ブラッシングしつつドライヤーをかけてあげましょう。
ただドライヤーで乾かすよりもブラッシングによって毛の奥までしっかり乾かすことで柔らかな毛並みに仕上がります。
また、この時、中途半端にドライヤーをかけて生乾きの状態で放置してはいけません。
完全に乾いていないと、毛玉ができやすくなり、さらには雑菌が発生して皮膚病になることもあります。
火傷に気をつけて丁寧にドライヤーをかけてあげてください。
マルチーズの真っ白でつややかな毛並みを生かしたヘアスタイル、ぜひ試してみてください!