ズバリ室内飼いの猫に散歩は必要なの?散歩のメリット/デメリット

猫を完全に室内で飼うケースは多くなっていますが、気になるのが猫の健康です。外の世界は猫にとって最適な遊び場であると同時にストレス解消や食糧確保の場でもあります。

しかし室内で飼っていると、これらの楽しみを感じることができません。いくら生まれた時から室内で飼っているとは言っても、本能がある限り外の世界が恋しくなるものです。

そんな猫の欲求を叶えてあげる為に散歩をさせることは有益ではありますが、同時にデメリットも認識しなければいけません。室内飼いの猫の散歩の必要性について紹介していきます。


★猫に散歩は必要ではない

猫に散歩をさせようとしている方にとっては青天の霹靂かもしれませんが、実は無理矢理散歩させる必要はありません。

猫は同じくペットとして人気な犬と比べて野性味が溢れる部分があります。なので、運動不足だと感じたら自分で察知して家の中を走り回るなどして運動不足を解消します。

猫にとって運動能力が落ちるということは、獲物を獲得できないことに繋がるので致命的なのです。獲物を獲得できなければ次第にやせ細って死を迎えることになるので、猫は自分で体重をコントロールしようとします。


★猫がストレスを感じているかがカギ

一軒家で、広いスペースがある場合は自由に動き回ることで散歩の代わりになりますが狭いマンションなどでは自由に動けません。自由に動けないという環境は大きなストレスで、ストレスが強い状態が続くと人間と同じように心身が不調になります。

狭いマンションで、かつおもちゃや高い台などを購入できていない場合は相当ストレスが溜まっている可能性があるので注意が必要です。


★こんなサインは猫のストレス

猫がストレスを感じているのを、飼い主が察知してあげなければいけません。言葉が交わせないのは当たり前ですが、猫は様々なストレスサインを出しているので見逃さずにしっかりと対応します。

まずはやたらと家の中を動き回ったり、ペンや紐を噛むなどの行為が見られる場合は注意が必要です。これは有り余る体力や好奇心を何とか発散しているという状態で、言うなれば今の暮らしを窮屈だと感じているということです。コードをかじられて電化製品が駄目になってしまったり、カーテンがボロボロになるなどするので放っておけません。もし放っておくと、家の中がボロボロになってしまうので縦横無尽に行動している場合はよく見張っておきます、

家中を暴れまわっていなくても、不機嫌そうな表情をしていたり不満そうな鳴き声をあげる場合もストレスを感じている証拠です。猫は言葉を交わせないペットでありながら、意外と素直に態度を表に出すので分かりやすいです。じっとしていても、しっぽをバタバタと忙しく動かしているとイライラしています。

これらの猫からのサインをキャッチしたら、飼い主としてストレスを解消させる行動に出なければいけません。


★散歩のメリット

・猫のストレスの解放

猫のストレスサインをキャッチして散歩させてあげる場合は、犬と同じようにリード・ハーネスを着けて一緒に歩きます。抱っこして外に出すという飼い主もいますが、これではストレスの発散になりませんし逃走のリスクもあるので危険です。

自由に外を散歩させてあげると、外の色々な刺激に触れることができるので良い気分転換になります。人間で言う旅行のようなもので、猫にとっても普段とは違う環境というのはワクワクするのです。

・猫の運動

散歩をして歩いたり走ったりすることで、当然猫の運動になります。飼い主にとっても良い運動になるので一石二鳥とも言えます。猫も人間と同じで動かないと肥満になりますし、肥満が原因で生活習慣病にもなります。

生活習慣病になると、重大な病の引き金になる可能性があり寿命が縮まるかもしれません。猫の種類によってそれぞれ適正体重があるので、きちんと調べて体重管理することも飼い主の使命です。

・飼い主とのコミュニケーション

猫と散歩をするということは、限られた時間を共有するのでより親密な関係を築くことができます。動物も、自分にしっかりと向き合ってくれているということを察知できるのでより相思相愛になります。

猫が幸福感に満ちることでストレスも解消されますし、より甘えてくるようになる可能性が高いのでメリットが大きいです。


★散歩のデメリット

・猫によってはストレスになる

気持ち良く歩行しているのであれば、何ら問題ありません。ただ、一歩も動こうとしなかったり、見るからに不安そうな表情をしている場合は散歩を中止した方が良さそうです。

猫の性格は様々なので、外の知らない世界に興味深々という場合もあれば、知らない物だらけの環境に恐怖を感じてしまう場合もあります。もし後者であれば、散歩は逆に猫にストレスを与えるだけなので飼い主の勝手な判断で散歩を続けてはいけません。何回か外に出してみて、だんだん慣れてきているようであれば続けても問題ありません。

・車や犬などの刺激で動揺

いくら飼い主に守られているとは言えど、外に出ればすぐ近くを車が通り、すれ違った犬がいきなり吠えてくるかもしれません。

人間にとっては車も犬も何てことのない対象ですが、猫にとっては大変な恐怖だということを忘れてはいけません。特に犬が敵意をむき出しで猫に襲いかかった場合は、トラウマになってしまい外に出ること自体に拒否反応を示す可能性があります。なので車や犬の接近があった場合は、猫のことを考えてしっかりと防御もしくは避けることが必要です。

・ノミ・ダニをもらってくる

ノミ・ダニというのは人間が持ち帰ってきて猫に乗り移ってしまうケースも多いですが、外を歩くとなると猫の体にダイレクトに乗り移ってしまいます。頻繁に身体をかいたりしたら要注意です。

猫にとっては良く分からない痒みに襲われているというのは大きなストレスなので、その場合は動物病院で相談しましょう。

このように、猫を散歩させる場合は飼い主が多くの注意を払わなければいけないことが分かりました。しっかりとメリット、そしてデメリットを把握して大切な猫の為に行動してあげたいです。

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