猫に最低限必要な3つのトリミング~自宅で飼い主が行うケアについて

トリミングといえば犬が行なうものという印象が、一般的に多いといえます。
爪切りや耳のケア、シャンプーにブラッシングがトリミングの内容ですが 自宅で飼い主が行えるお手入れをご紹介します。

★飼い主がすべき最低限のトリミングとは

・屋外に出している猫の泥を拭く

室内で飼われている猫を外に出さない限りは、外の汚れを持って帰ることはありませんが、猫から要求されたら外へ出すこともあるでしょう。
外から帰ってくれば、ほこりはもちろん泥などを体に付けていることもあります。

猫はキレイ好きのため大抵は自分でなめて汚れを落としますが、そのお手入れが届かない箇所も当然あります。
そのために人間のサポートが必要ですし、汚れを猫がなめたら病気になる可能性があるため、泥などの不純物を拭くなどして取り除くことがその猫の健康を守る方法です。

また毛も汚れている上に絡まっているなら、なめて整えようとする猫の性質ゆえに神経質になめすぎた結果、皮膚病を引き起こす要因となることがあります。
ある程度のケアは猫自身にできますが、愛猫がストレスなく快適に過ごせるようにするためにトリミングは大切です。


・長毛種の猫のブラッシングをする

猫は抜け毛が多い動物ですが、キレイ好きなためになめてお手入れをします。
そのため人間が抜け毛を取り除いてあげなければ、たくさんの抜け毛を飲み込むことになり猫にとって負担になってしまいます。
飲み込んだ毛を体外へ上手に出せなければ「毛球症」になる可能性があり、手術で毛の塊を除去する場合も出てきます。

さらに長毛種は短毛種よりも抜け毛が多いので、ブラッシングは毎日行なうようにしましょう。
長毛種のブラッシングにはコームや毛質が硬い獣毛ブラシ、ピンブラシといった硬めのものが最適といわれています。
猫の皮膚にダメージがないように、触れるか触れないか程度にブラッシングをして、毛の流れに沿って優しく焦らずにかけます。

長い毛が被毛に絡みついたらコームが便利ですし、なかなか解けない毛の絡みつきをスムーズに解すことに一役買うスリッカーブラシなどのブラシを使い分けることで、毎日のブラッシングの助けになるでしょう。


・歯磨きをする

猫も人間と同様で、歯を清潔にして健康を守るには歯磨きが肝心です。
歯のケアを怠れば虫歯や歯周病と、人間がかかるような歯の病気を引き起こします。
その理由は、柔らかい食べ物やさほど硬くないキャットフードが歯に付着しやすいために、昔とは違って歯の病気にかかりやすくなったといわれています。

ただ歯ブラシに不慣れな猫に強引に使うと、嫌なものと認識してしまって毎日の歯磨きが難しくなりますので、何か柔らかい食べ物やお菓子を歯ブラシに付けて口に入れる抵抗をなくさせることが大切です。
やはり一番良いのが子猫の段階で歯磨きを教えることが、習慣化しやすいといえます。
それでもなかなか歯磨きをさせてくれない猫には、歯磨きのサポートで一役買う猫用デンタルおやつなどを上手く利用すると良いでしょう。


★病気予防や衛生のために追加できるケア

・耳掃除

汚れやゴミが付きやすい耳の形ですが、猫自らがケアをしているためにキレイな状態がキープされています。
見た目がキレイだからといって何もしなくても良いという訳ではなく、10日か15日に1度の頻度で耳のケアをした方が病気予防にも繋がります。

特にマンチカンのように垂れている耳を持つ猫は、他の猫から見ると空気の通りが良くないために湿度や耳垢が溜まりやすい特徴があるので、意識したケアが必要となります。
そして耳垢は耳の見える部分に溜まる傾向があり、逆に耳の内部に溜まることはほぼありませんので、耳専用のウェットティッシュで軽く拭き取るか、嫌がらないようなら綿棒を取り入れて掃除します。

万が一耳垢に黒い色が混ざっているようなら、ダニが耳の中に定着している可能性がありますので、その場合は耳の内部で炎症が拡大しないように、早めに動物病院へ受診しましょう。


・シャンプー

犬は定期的にシャンプーをすることが大半ですが、猫は一体どの位の頻度で行なうものかといえば、意外にもシャンプーはあえてする必要がないといわれています。
普段から猫は届く範囲内をなめてキレイにしていることもあって、お風呂に入れなくても特に支障がないものの用を足した際に汚れた、臭いがするようになった場合にはシャンプーをする目安になるでしょう。
それ以外にお風呂に入れたいなら、6か月に1回程度でも大丈夫です。

お風呂の際は頭を除いた体の部分を30度強から35度弱のシャワーで温め、猫専用のシャンプーで全身を短時間で洗ってシャワーでキレイに流しますが、猫にとって5分弱の入浴が我慢できる範囲といえます。
体に染み込んだ水分を猫が嫌がらない強さで切っておき、タオルで水気をきちんと取り除いてからドライヤーで乾燥させますが、猫が熱さを感じない程度にドライヤーを離してかけます。


★トリミングをお願いするペットショップ選びについて

・猫の取扱い経験が豊富にあるか

もし愛猫が長毛種なら毎日のケアが大変ですし、自宅で何とかトリミングをしたくても手間がかかることが悩みの種となっているケースもあります。
そのような時にペットサロンでの「トリミング」の利用が頭をよぎる人も、決して少なくないでしょう。
実は、猫はテリトリー意識が高い上に内気な性質のため、人懐っこくても初めて行く店で見たことない人から触れられること自体、ストレスになるのです。

お店を選ぶ上でのポイントは、猫の取扱いが多いお店だと他のお店よりも猫の性質を理解した上で行なってもらえるでしょう。

・動物病院でのトリミング

一般的なトリミングをしているお店以外にも、動物病院でトリミングを行なっている所もあります。
また、獣医師が駐在しているペットショップがあり、万一の場合は安心です。お店によっては自宅まで来てトリミングをしてくれますので、猫は住み慣れた環境で受けられてお店よりもストレスを感じなくて済みます。
愛猫にとって、精神的負担とならないように下調べをして選択した方が良いといえます。


まとめ

トリミングをしたくても自信が無かったり手間がかかるといったお悩みがあれば、愛猫に合ったトリミングサロンを見つけて活用してみると良いでしょう。

『PETPET LIFE(ペットペットライフ)』では、トリミングサロン、動物病院のネット受付ができ、犬・猫の飼い方から

 

しつけ、ペットを飼うならしっておきたいおすすめ情報まで、幅広くご紹介しています。