性格が悪い猫の対処法!病気の可能性もあるって本当?凶暴性は直せる?

ペットとして人の生活に寄り添っている猫ですが、中には困った行動を取る猫もいます。ひっかいてくる、抱っこを嫌がるなど、取る行動はその猫によって様々ですが、一緒に暮らしている人間からすると、こういった問題行動を止めさせたいと思うのが普通でしょう。とはいえ、犬に比べると猫はしつけが難しい動物です。具体的に猫が取ることの多い問題行動と、その原因についてチェックしてみましょう。


★飼い主にとって性格が悪い猫とは

(1)飼い主の顔で爪とぎをする

抱き上げると飼い主の顔に爪を立てる、差し出した手や指を噛んでくるといった攻撃行動を取る猫は多くいます。理由はいろいろと考えられますが、まずその猫の狩猟本能が高い、ということが考えられます。それほど強くひっかかれないなら、猫の側は遊んでいるつもりだという可能性もあります。また、抱っこに対して恐怖心があり、その恐怖心から飼い主を引っ掻いてしまうということも考えられます。


(2)抱っこすれば怒る

抱っこが苦手な猫も多くいます。
猫が抱っこを嫌がる原因は4つあります。まず抱き方が不安定で安心できないから。不安定な状態にされたことで気分を害し、怒ってしまうのです。抱っこそのものに嫌な経験がある場合も、抱っこを嫌がります。抱っこされて病院に連れて行かれた、お風呂に入らされたなど、そのときの経験が蘇ってくるのです。
無理に抱っこしようとしても当然猫は怒ります。猫は必要以上に構われるのを嫌がります。それを無理矢理抱き上げようとすれば、怒るのは当然と言えるでしょう。
最後に、飼い主から嫌な匂いがしている、という可能性もあります。犬ほどではありませんが、猫も匂いには敏感な生き物です。タバコや香水、柑橘系の匂いは猫にとって非常に不快なものです。自分には抱っこさせないのに他の家族には懐いている、という場合は、一度匂いを疑ってみるといいかもしれません。


(3)頭を猫パンチしてくる

大人しく撫でられていると思ったら、急に猫パンチを繰り出してくることがあります。
撫で方に不満があったり、嫌な部分を触られると急な猫パンチを誘います。猫はしっぽや肉球、お腹や足と言った部分に触られるのを嫌います。撫でる時はそういった場所を避け、耳の裏や顎、首回りを撫でてあげるようにするといいでしょう。
嫌がる場所ではないのに、というときは、その部分が痛いのかもしれません。怪我や病気をしていないか、もう一度触って確かめる必要があります。
猫の側には攻撃しているつもりがないこともあります。じゃれているつもりなのですが、特に好奇心旺盛な仔猫の頃は加減を知らないので飼い主は痛い思いをするのです。


★性格以外で考えられる原因

(1)その時の気分

元の性格によるものではなくとも、猫が問題行動を取ることがあります。
まずは気分的なものです。何らかの原因で興奮し攻撃的な気分になると、猫は攻撃を仕掛けてきます。興奮する原因そのものに攻撃をすることもありますが、全く無関係な相手にしかけることもあります。例えば外を歩く犬の姿に興奮し、飼い主に噛みつく、といったことです。飼い主としては全く原因が分からず噛みつかれたので、理由のない攻撃に見えることがあります。


(2)体調が悪い

体調が悪いことで攻撃性が表に出てくることもあります。人間でもそうですが、体調不良の時にあれこれ構われるとかえってイライラするものです。猫の様子をよく観察してみてください。


(3)高齢が理由の障害や持病

高齢になると猫もいろいろな病気にかかりやすくなり、障害を持つことにもなります。その病気や障害が原因で問題行動を起こすこともあるのです。
例えば夜中にずっと鳴いていたら、認知症になっている可能性があります。触られるのを嫌がって攻撃してくるなら、その触った部分に腫瘍や炎症が起こっているかもしれません。
特に高齢の猫の場合、いつもと違う行動を見せたら一度病気を疑ってみることが大切です。


(4)避妊

避妊手術をした雌猫は穏やかな性格になるのが一般的ですが、稀に手術後凶暴化することもあります。手術や入院のストレスが原因の一つと考えられています。
手術を受けた病院に事情を説明し、精神安定剤を処方してもらうなどの対策を取ることが大切です。


★対処法

(1)猫の体調をよくするよう努める

猫の問題行動をやめさせるには、まず猫の体調をしっかりと整える必要があります。食事や水の量は十分か、運動はできているかしっかりとチェックしてあげてください。
猫草が好きな猫の場合は、それを与えるのも効果的です。毛玉がおなかに溜まらなくなり、便秘予防にも繋がります。


(2)かまってほしくない時にはかまわない

猫の問題行動を抑える上で最も大切なのが、猫がかまってほしくないときにはかまわない、ということです。猫は束縛を嫌う生き物です。人間の都合ではなく、猫に合わせてあげることが肝心です。猫がかまってほしいタイミングが、正しいタイミングです。
間違ってもおもちゃで遊んでいる猫を、人間のタイミングでかまい始めるのはやめましょう。


(3)しつけができていない時はしつける

犬のようにはいきませんが、猫もある程度しつけができる動物です。
飼い主の多くが悩むのがトイレのしつけですが、これは比較的簡単な部類に入ります。トイレは猫が落ち着ける場所に設置し、猫砂におしっこを混ぜて教えてあげれば大丈夫です。
噛み癖はなかなかしつけが難しいですが、正しく叱ることでしつけを行います。噛まれたら「痛い」と猫の目を見て伝え、噛まれた指を猫の口に押し込みます。そうすることで、噛んだら苦しい思いをすると覚えさせるのです。


(4)諦めることも必要

猫はそもそも従順な生き物ではありませんから、言うことを聞かせようとしても限界があります。自由気ままな部分も猫の魅力、と受け入れてあげれば、飼い主のストレスも少なく済みます。


★まとめ

一緒に暮らしていく以上、あまりに凶暴では人間が大変です。まずは猫の行動の理由を探り、凶暴性を引き出す原因を取り除くようにしましょう。
最近になって凶暴になったという場合は、ストレスや病気の可能性もあります。一度生活を見直してみることも必要です。

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