大丈夫かな?と思い一人でお留守番をさせると大惨事に・・・ということもよく聞く話です。
いったい何歳になったら落ち着くのでしょうか?
1.留守番中のイタズラは年齢に関係ない
3歳になると四六時中遊んでほしいモードからは卒業し、落ち着く子が多いですが、お留守番の時はゴミをひっくり返したり、ティッシュを散乱させたり、そこらじゅうにおしっこをしてしまうという事も。
もう大人のはずになんで?と疑問に思うかもしれません。
犬がそういった問題行動を起こすのは、年齢に関係なく、おかれている環境に原因があることが多いです。
今一度、愛犬にストレスを与える飼い方をしていないか見直してみましょう。
(1)お散歩が足りないかもしれない
イタズラをしてしまうのは、行動欲求が満たされていないから
遊び好きとよく言われるトイプードル。それもそのはず。トイプードルの先祖であるプードルは鳥を狩る狩猟犬でした。
その名残でトイプードルは小型犬にしては求められる運動量が多いです。
お散歩の目安は、最低でも1日30分、理想は1時間と言われています。
お散歩に行くことで、犬が本来持つ行動欲求(探索する・追いかける・触れ合う・遊ぶ)を満たすことができます。
これからが満たされないとストレスが溜まり、家の中で吠えたり、破壊をしたり、粗相をしてしまう問題行動に発展します。
また、お散歩はストレス緩和に加え、飼い主と愛犬の大切なコミュニケーションの時間でもあります。
ちょっと大変だな・・・と思うかもしれませんが、がんばってお散歩の習慣をつけましょう!
トイプードルのお散歩についてはこちらの記事もご覧ください
トイプードルに散歩は必要?散歩する時の注意点とは?
正しく知ろう!犬と散歩する時の飼い主の心構え3つ
(2)犬は一人が苦手!練習をさせてあげよう
犬は集団で行動する習性を持つ生き物です。したがって一人にされるお留守番は人間が思う以上に犬にとっては不安な時間です。
少しずつ慣れさせてあげるように、訓練をしましょう。
2.留守番の時は、トイプードルをゲージに入れてあげよう
トイプードルにお留守番をさせてお出かけとなると、頭が痛いのがその間の犬の行動です。
部屋に残しておくと、くずかごはひっくり返す、テーブルの上のお菓子は食べ散らかすで帰宅すると手が着けられないほど部屋が荒らされてしまいます。
それは3歳を過ぎても同じで普段おとなしくしていても、お留守番となると分離不安からこうした行動を起こしてしまうのです。
このいたずらから部屋を守る方法はキチンとゲージに入れておくのが一番良いと思われます。
ほんの数時間程度ならいつものゲージの中におやつが入るおもちゃを置いてゆっくりおもちゃの中のおやつを食べさせて遊ばせるのもよいでしょう。
ゲージの中にいれば安心して眠ってしまうかもしれません。
いたずらが激しいトイプードルはそれでもゲージから出て部屋中を我が物顔に歩き回る時もあります。
犬は頭が良いので人がゲージを開閉しているところを見て開け方を覚えてしまうのです。
そのためにゲージに入れたからと安心しないで入られたら困る部屋はキチンとドアを閉めておきましょう。
犬用の仕切りも閉めて人と犬との生活圏を分離しておきます。
出かける時や帰宅したときの飼い主の態度も大事です。
どんなに甘えてきても愛犬を無視した態度をとっていれば問題行動はだんだんと収まっていくはずです。
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トイプードルはお留守番が苦手!お留守番させるにはどうしたらよいの?
3.ブラックは飼いやすい?色による性格の違いも
基本的にトイプードルの毛色はブラックとホワイトですが、交配を重ねて今は数十種類のカラーがあります。
その中でもブラックが一番頭が良く、飼い主への服従心も強いとされています。
ブラックのトイプードルはしつけもしやすいので初心者でも飼いやすい種類です。
ついで飼いやすいのがホワイトでブラックと同じく服従心が強く安定した性格なので飼いやすい種類です。
ブラックと違うのは頭の良さと運動能力がブラックよりも少し劣るということです。
一番人気のあるレッドとアプリコットは良くいえば活発、悪くいえばやんちゃな性格です。
一番いたずら好きかもしれません。ブラウンは一口にいえば一匹狼的な性格です。
自己中心的でしつけがやりにくいところがあるようです。
こうして毛色によって性格が違うトイプードルですが、基本的には明るくて人なつこい、そして小型犬では一番頭の良い犬です。
キチンとしつけて飼えば良いペットになるでしょう。
トイプードルの色による性格に違いについては、下記サイトをご参照ください。
トイプードルの色の種類はどれくらいあるの?色によって性格が異なる?