ヨーキー(ヨークシャテリア)の毛の特徴
ヨーキーの被毛は細く真っ直ぐで、長く伸びた毛は絹糸のような美しい光沢があります。
毛が絡まりやすいので皮膚病を予防するためにも毎日10分程度のブラッシングが必要です。
生まれたての頃は被毛が黒く、3ヵ月以降に頭部が褐色を帯び始め、1年経つと胴体がスチールブルーに、頭部や胸はゴールドリッチタンになります。
成犬になるにつれ毛が長く伸びるようになり、背中に毛の分け目が現れます。
トリミングが大切な理由
トリミングはワンちゃんの可愛さを引き立たせるだけでなく、毛が長くなるヨーキーにとってはダニやノミがつきにくくなる効果もあります。
また、毛が目の中に入るのを防いだり、肛門の周りなど汚れやすい場所の毛を短くすることで清潔にしておくことができ、病気の予防にもなるのです。
夏場に毛が長い状態だと飼育環境によっては熱気がこもって熱中症になってしまうこともあります。
さらに肉球の間の毛が長く伸びていると滑って怪我をする可能性もあるのでトリミングは月に1度、定期的にしてあげましょう。
ヨーキー(ヨークシャテリア)におすすめのヘアスタイル
ヨーキーの定番!フルコート
毛が長く伸びるヨーキーならではのスタイルですが、もちろんただ伸ばしておくだけではいけません。
毎日のブラッシングは丹念に行ってあげてください。
暑い夏にぴったりなサマーカット
熱中症対策に効果のあるサマーカットですが、単純に短くすれば良いというわけではありません。毛を短く切りすぎてしまうとお散歩の際、アスファルトの熱が直接肌に影響を与えることになりますし、エアコンの効いた室内では体が冷えすぎてしまうこともあります。
また、バリカンでカットすると楽ではあるのですが、毛が痛んだりして長く伸びなくなってしまうこともあるので、バリカンよりもはさみでカットするのがおすすめです。
人気のセミロングスタイル
ヘアスタイルのアレンジも楽しめ、かつケアもしやすいのがセミロングです。
セミロングにも様々なバージョンがあります。
顔の周りの毛だけを長くしてエレガントな印象に見せたり、頭の上の毛だけを伸ばしてそれを束ねて髪飾りをつければアレンジが楽しめますし、耳の毛だけを伸ばすと女の子らしい可愛いスタイルに仕上がります。
セレブ気分になれちゃうショースタイル
ヨーロッパにはヨーキーの毛の美しさを競うドッグショーがあります。
そんなショースタイルにするためには、まず正面から見た時に長い毛が真っ直ぐ同じ長さで左右に垂れるようにすることと、つやのある美しい毛を保つために普段は毛をラッピングペーパーでラップしておく必要があります。
まんまるイヤーカット
お耳をまんまるにして、体は短くするカットです。
動きやすく、でもキュートにしたい!という時にぴったりです。
夏場にも涼しくてよさそうですね。
プードル風カット
体はバリカンで短く、足元と顔まわりは残した生活しやすいスタイルです。
気分を一新して、いつもと違うのにしたいなぁという時に是非!
まとめ
いかがでしたか。
試してみたいカットはありましたか?
同じヨーキーでも骨格や毛質によって似合うカットは違うので、「いいな」と思うカットの写真を持って、トリマーさんに相談してみるのがよいでしょう。