犬が散歩なしだとどうなっちゃうの?犬と散歩の重要性~ポイントまとめ

犬が散歩なしだとどうなっちゃうの?犬と散歩の重要性~ポイントまとめ
犬を飼っている人にとってはもはや毎日の習慣となっている「散歩」。1日2回、朝晩の散歩を欠かさずに行っている方も多いでしょう。しかし、雨の日が続たり、飼い主側の多忙や体調不良によって散歩をすることができない日が続いた場合、犬の健康に問題が出てしまうことはないのでしょうか。

この記事では、犬の散歩の必要性や散歩の際に注意しておくべきポイントなどについて、詳しく解説します。

■1. 犬は散歩をしなくても大丈夫?

「犬の世話といえば散歩」というイメージがありますが、どの犬にも必ず散歩が必要というわけではありません。犬に必要な運動量は、犬のサイズや性格によって異なります。犬種によっては、それほど散歩を必要としない犬もいるということを覚えておきましょう。

① 犬のサイズによります

一般的に、犬はサイズが大きくなれば大きくなるほど多くの運動量を必要とします。小型犬・中型犬・大型犬の運動量と散歩時間の目安について解説します。

小型犬の場合は、室内で運動をさせることで運動量自体はクリアできてしまう場合も多いです。散歩は犬の気分転換のためと考え、1日1回から2回、30分以下で十分だといわれています。むしろ運動させすぎることで骨や筋肉に負担がかかってしまうこともありますので注意が必要です。

ただし、犬種によってはこの限りではありません。ダックスフントなどはもともと狩猟犬だった犬種であるため、他の小型犬と比べると長時間の散歩が必要になります。自分が飼っている犬がどのような特徴をもっているのか、きちんと知っておくことが大切です。

中型犬の場合は、小型犬よりも多くの運動量が必要になります。1日2回、30分程度の散歩が必要です。また、散歩以外にもドッグランなどで思い切り走らせる時間を作ると、ストレスがたまりにくくなるのでおすすめです。

大型犬の場合は、1日2回、30分から1時間程度の散歩が必要になります。中型犬のように思い切り走らせる必要はありませんが、ゆっくり時間をかけてたくさん散歩させてあげることが大切です。

ただし、犬種によっては股関節の病気になりやすい犬もいるので、運動のさせすぎには注意しましょう。

②犬の性格によります

犬は基本的には散歩好きな動物ですが、中には散歩をしたがらない犬もいます。これは、車や他の動物などにおびえてしまう怖がりな性格が原因になっていることが多いです。

小型犬であれば無理に外へ連れ出す必要はなく、室内で十分運動させることでも対応できますが、中型犬・大型犬の場合は、犬が散歩を嫌がる原因を取り除き、散歩ができるようにしたほうがよいでしょう。

③ 散歩は筋肉や骨の成長に欠かせない

犬を散歩させて足を動かすことは、筋肉や骨の成長につながります。運動させて筋肉を鍛え、骨を丈夫にすることで足腰を強くし、老化を防止する効果も期待できます。

④ 短い時間でも効果のある散歩

ここまでの項目で小型犬から大型犬までの散歩に適した時間について解説しましたが、飼い主側の都合で思うように長時間の散歩ができない場合もあるでしょう。そうした場合は、無理に長い時間をかけて散歩をする必要はありません。

短時間でも犬にとっては気分転換ができる大切な機会になるので、できる範囲で散歩に連れて行ってあげましょう。

■2.犬の散歩のポイントまとめ

犬の散歩には、ポイントがあります。飼い主と犬、両方にとって快適な散歩をするよう心がけましょう。

① 散歩に行く前にトイレを済まそう

散歩をトイレの時間として習慣づけてしまうと、散歩のとき以外の排泄ができなくなってしまう犬もいます。外でしか排泄ができないと、雨が降ってしまったときや、歳を取って足腰が弱り散歩ができなくなったときに、排泄をさせるのに苦労することになってしまいます。

また、衛生的な問題でペットが外で排泄することを快く思わない方も少なくありません。犬を飼っていると感覚が麻痺してしまいがちですが、自分の家の壁や近所の電柱に犬の排泄物がかかってしまうことは、あまり気持ちの良いものではありません。マナーとして、できるだけ外で排泄させない工夫をしておくことが大切です。

散歩の前には必ずトイレを済ませ、トイレは家でするものだという習慣をつけさせましょう。

②散歩は時間をランダムに

犬の散歩は、いつも決まった時間にせず、ある程度ランダムに行うようにしましょう。
犬の体に備わる体内時計はかなり正確なので、いつも同じ時間に散歩に連れて行っていると、散歩の時間を覚えます。

犬が散歩の時間を覚えてしまうと、毎日その時間になるたびに散歩をせがむようになってしまいます。中には、自分の要求を通すために無駄吠えしてしまう犬もいます。

犬の希望通り散歩に連れていくことができる場合は問題ないかもしれませんが、外出や体調不良などでいつもの時間に散歩に連れて行ってあげることができない場合、犬は強いストレスを感じてしまうようになります。犬へのストレス軽減や無駄吠え防止のためにも、散歩の時間を固定しすぎないことが大切です。

③天気の悪い日は無理にしない

雨の日でも外に行きたがる犬もいますが、雨天時の散歩はあまりおすすめできません。その理由は、犬が雨でぬれた路面を歩くことで地面に接する肉球部分がふやけてしまい、小さな刺激でも傷になってしまう可能性があるためです。外へ行かなければ排泄ができない犬以外は、極力雨天時には屋外に出ないほうがよいでしょう。

④体調が悪い時も無理にしない

いつもは散歩が大好きな犬が散歩に行きたがらないときは、体調に何らかの異変が起きている可能性があります。散歩に行きたがらない以外に、呼吸の異常や鼻水、嘔吐や下痢などがないか注意深く観察しましょう。場合によっては、病院へ連れていくことも視野に入れましょう。

犬が体調を崩している際は、もちろん無理に散歩へ連れていく必要はありません。きちんと体調が回復し、元気になってから思う存分外へ連れて行ってあげるようにしましょう。

まとめ

犬の散歩は、運動の他、飼い主との大切なコミュニケーションの機会でもあります。しかし、長時間の散歩が日々の義務になってしまっては、犬との生活を心から楽しむことができなくなってしまいます。

中型犬や大型犬の場合は健康の維持のために散歩が必要になる場合も多いですが、犬種によっては長時間の散歩は必要ない犬も多いです。犬の種類や性格、状態などを見極めたうえで散歩の時間や頻度を決めましょう。犬と飼い主、両方にとって無理のない散歩を心がけることが大切です。
petpetlife編集部

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