しかし、部屋を借りるにあたってペットが原因のトラブルは避けたいものです。
ペットを飼う以上、他の入居者に迷惑をかけないように配慮するのは飼い主としての役目。
そこで今回は、犬を賃貸物件で飼うときに注意したいことや、しつけの方法について解説します。
1.ご近所トラブルをふせぐ3つのポイント
(1)鳴き声のしつけをする
マンションのペットトラブルで最も注意したいのが、鳴き声です。日常生活はもちろん、マンションで他の犬や人に会ったりした際も、吠えないようにしたいものです。
犬種によって吠えやすい場合もあるので、犬を迎える際に参考にするのもいいかもしれません。
例えばダックスやビーグル、ジャックラッセルなどは狩猟犬なので吠えやすく、反対にフレンチブルドッグやパグ、マルチーズ、シーズは吠えずらいと言われています。
しかし、犬種にかかわらず、しつけの仕方しだいで吠え癖は治せるので、飼い主としてしっかりしつけてあげましょう。
吠えぐせの治し方はこちらを参考にしてみてください。
しつけで直せる!犬の無駄吠えを減らす4つの方法とは
自分の犬が吠えすぎる!早く手を打つべき3つの理由とは
(2)臭い対策は徹底しよう
マンションの共用スペースでおしっこをしてしまい、臭いのもとなってしまうクレームが多いので注意しましょう。特に都会の密集した環境下では、うんちだけではなく、おしっこへの配慮も大事になってきます。
まず、そこらじゅうにおしっこをかけてしまわないように、マーキングのしつけをすることです。
犬が他人の家にマーキング!犬のマーキングにもしつけが必要
そして、やむを得ずおしっこをしまった際は、外であればペットボトルの水で洗いながし、室内の場合は殺菌スプレーできちんとふきとりましょう。
また、散歩はあくまで運動の目的として、トイレは事前にお部屋で済ませてしまうのもひとつです。
トイレのしつけの仕方はこちらを参考にしてみてください。
犬のトイレのしつけの仕方
(3)リードを必ずつけて散歩する
どんなに愛犬がお利口さんだとしても、マンションの中には犬が苦手な人がいるかもしれません。そのため、散歩の時は必ずリードをつけましょう。
国の規定でも散歩の際はリードを装着することが義務付けられています。
人とすれ違う時は、リードを短くして、犬を飼い主の身体の横に引き寄せるようにしましょう。
2.まとめ
いかがでしたか。マンションで快適に犬と暮らすためには、マナーが大事になってくるのがお分かりいただけたでしょうか。
自分では気を付けていても、他の方には迷惑になってしまうこともあるので、注意をされた際は素直に謝り、対策を考えましょう。
マナーを守れば、犬がコミュニケーションのきっかけにもなるので、配慮を忘れずに充実のペットライフを送りましょう。