でも、一日に何回くらい与えればいいのでしょうか?
1.トイプードルは1日何回ご飯を食べさせるのが理想的?
人間なら一日に三食食べるのが普通ですが、トイプードルの場合はどうなのでしょうか。
欲しがったら与えるようにしていたのではあっという間に肥満の不健康な犬になってしまいますよね。
かわいい愛犬のためにも食事の回数と量をきちんと守って健康的な体を作ってあげましょう。
犬は人間と同じように満腹中枢があると言われています。
しかし満腹感はとても鈍感なもので、与えれば与えただけ食べてしまう傾向にあります。
いわゆる「食いだめ」と言われるもので、食べられるときに食べておかなければいけないという野生の習性です。
食いだめについての詳細は、下記をご参照ください。
トイプードルは食いだめ習性がある?正しい食事回数とは?
満腹になっているにもかかわらず、食べ物があれば食べてしまうのが犬という動物の習性だと思ってください。
では、具体的に一日何回くらいの食事を与えればいいのでしょうか。
2.理想的な食事の回数は年齢によって変わる
犬は体が大きいほど食事の回数を減らすというのが一般的な考えです。
中型犬や大型犬の成犬ですと一日一食という習慣になっている犬も珍しくありません。
しかしトイプードルは小型犬ですから、一日一食では足りません。
適切な回数は以下の表を参考にしてください。
生後5週間位から離乳食が始まります。
最初は一日に4回から始めます。
食べることに慣れて来たら四回を量に差をつけていきましょう。
生後3ヶ月位には一日4回で固定するようにします。
生後6ヶ月を過ぎたくらいからは朝夕の二回くらいにするといいでしょう。
そのころには生活のリズムもできてくるでしょうから、しつけの意味も含めて食事の時間と回数を決めるようにします。
毎日同じ場所で与えるということも大切な習慣です。
その後はずっと一日二食を続けていきます。
3.適切な量について
トイプードルの給餌量は、その子の年齢、体重、体型、運動量、またフードの種類などから変わってきます。
基本的にはドッグフードに記載されている給餌量に則って、与えるようにしてください。
平均的な量は、下記を参考ぬしてください。
【子犬】
・2~3か月――70g前後
・4~5カ月――80g前後
・6~7ヶ月――100g前後
・8~9か月――90g前後
・10~11カ月――80g前後
【成犬】――70〜120g
【老犬】――50〜100g
※目安となる1日の給餌量です。4.カロリーについて
量も大切ですが、成長段階に合わせたフードを用意することも大切です。
しつけのためにおやつを与えることも悪くはありませんが、食事とのカロリーのバランスを考えて与えましょう。
フードに書いてある注意書きをよく読んで、適正な量を適正な回数で与えることが愛犬を健康で均整の取れた体に育てる秘訣です。
トイプードルは被毛がふわふわで体形がわかりにくい犬種ですから、ボディタッチを習慣にして食べ過ぎに注意しましょう。
まとめ
愛犬が可愛くて、ついついたくさん食事を与えてしまいがちですが、食べ過ぎはよくありません。正しい食事の量を守って、育ててあげてくださいね。