シャンプーをすることで、においの改善や、皮膚病の予防にもなります。
とはいえ、一体どのようなシャンプーを使えばよいのかわからない飼い主さまも多いのではないでしょうか。
そこで、マルチーズにおすすめのシャンプーを紹介していきます。
もくじ
愛犬の肌に合ったシャンプーを探そう
マルチーズの柔らかい純白の毛は、マルチーズの最大の魅力でもあります。
しかし絹の様に細い毛は絡まりやすく、お手入れをしっかりしてあげないと皮膚病の元になってしまいます。
梅雨~夏場は月に二回、その時期以外は月に一回程度シャンプーをしてあげましょう。
マルチーズのシャンプーを選ぶ時には、ただ単に犬用のシャンプーを選ぶのではなく、肌質に合ったものを選んであげることが大事です。
犬といえども、人間と同じようにその個体によって肌質は異なり、合わないものを使用していたら健康によくありません。
また、季節や年齢によっても肌質が変わり、今まで大丈夫だったのに、フケがでるようになったということもあります。
その時々の愛犬の体調にマッチするものを探しましょう。
1.ラファンシリーズ
ラファンシリーズ シャンプー&リンス200ml ¥4,968
多くのトリマーやペットオーナーが支持している定番シャンプーです。
ラファンシーズはトリミングサロンやショウブリーダーに定評のある美しい仕上がりが特徴のシリーズです。
ノンオイル処方なので、油焼けを起こさず、ソフトで乾きの早い仕上りです。
ハリ、コシのある被毛に仕上げるので、被毛の根元の立ち上がりや全体のボリュームを出してくれます。
特殊タンパク質を配合しているので、被毛を丈夫にし、もつれや切れ毛をできにくくします。
より高い効果を出すためにリンスとの併用をおすすめします。
2.ノバサンシャンプー
ノバサンシャンプー0.5(236ml) ¥2,550
動物病院で使用される薬用シャンプーとして最も支持されているシャンプーです。
「犬の皮膚病治療用の薬用シャンプー」として、アメリカで1973年に売り出して以来、獣医師に信頼を寄せられ使い続けられているシャンプーです。
薬用シャンプーというと、皮膚病の犬・猫にしか使ってはいけないと思いがちですが、このノルバサンシャンプーは、皮膚病の予防のためにも普段から使えます。
高温多湿な日本で繁殖しやすい細菌や真菌(カビ)などの皮膚病を予防できます。
また、コンディショニング成分が入っているので、洗いあがりの被毛はフンワリしなやか。リンスは不要なのも楽で嬉しいですね。
皮膚が弱いワンちゃんにおすすめです。
3.A.P.D.C ティーツリーシャンプー
ティーツリーシャンプー&コンディショナーセット 500ml ¥4,320
高い消臭効果のあるシャンプー。
植物由来の天然成分を使っている保湿効果抜群の肌に優しいシャンプーです。
泡切れが早く、ふんわりサラサラな感触に仕上がります。
泡が柔らかく細かになるので、皮脂を落としすぎることがありません。
ティーツリーの爽やかな香りのファンになる飼い主さんも多いとか。
ふわふわ感を出すために、コンディショナーとの併用をおすすめします。
4.ビルバック アデルミル ペプチドシャンプー
ビルバック (Virbac) 犬猫 アデルミル ペプチドシャンプー 200ml ¥3,369
少しお値段は張りますが、世界中の獣医師が絶大な信頼をおいている犬用シャンプーです。
アデルミルは皮膚を健康に保つために重要な必須脂肪酸やセラミドを配合した、石鹸成分を含まない低アレルギー性のシャンプーです。
愛犬のデリケートな皮膚・被毛を刺激することなくに優しく保護します。
無香料なのでシャンプーの匂いを気にする犬におすすめです。
5.自然流 白毛用シャンプー
自然流 白毛用シャンプー 300ml ¥2,250
マルチーズに嬉しい白いワンちゃん専用のシャンプーです。
35種類の漢方・ハーブ・植物エキス配合の自然はシャンプー。
漂白剤・化学合成の蛍光剤は無添加を使用しているそうです。
天然成分による蛍光効果で白さを輝かせ、つややかな被毛に仕上げます。
汚れが目立ちやすく、シャンプー頻度の高いマルチーズのような白用種が安心して使えます。
また、3~15倍に水で薄めて使うので、コストパフォーマンスもいいですね。
シャンプーするときのコツは?
(1)シャンプーの前はブラッシングをする
あごから体まで全体の汚れを浮き上がらせるためにブラッシングをします。被毛のもつれなどこの時にとってあげましょう。
ここでブラッシングを怠ると、洗い終わりのふわふわ感がなくなってしまいます。
(2)逃げようとしてしまう子はリードでつなぐ
濡れても平気な首輪とリードを用意し、うろうろできないくらいの蛇口などに結びましょう。リードをしないとパニックになって逃げてしまったり事故につながる可能性があるので、安全のために準備しましょう。
(3)洗う場所は足場を安定させる
足場が安定しないと、犬が不安になりパニックになったり、お風呂が嫌いになってしまう場合があります。特に湯船に入れて洗う場合は、すのこを下に入れ、足場を安定させましょう。
もし湯船のサイズのすのこが用意できないならば、湯船に入れず、洗い場で留めておきましょう。
庭などの地面の場合はすのこは不要です。
(4)シャンプーは原液でなく、水と薄めて使う
シャンプーは原液ではなく薄めて使用することです。
ボトルの裏に何倍に薄めるかが書いてあるので、用法・
たとえ、シャンプーが犬用のものでも、個体によって肌に合う、合わないがあります。
もし、原液のまま使用して犬の肌に合わなかったら大変です。
特に子犬の場合には肌がまだ弱く刺激に耐えられませんので、商品のラベルをきちんと確認して注意をしながら使用するようにしましょう。
そして、使用してから異常が現れた場合には、すぐにシャンプーの使用を中止して、病院で診てもらうようにしてください。
(5)39~40度のぬるま湯で洗う
自宅シャンプーで犬の体に浴びせていいお湯の温度は、犬の体温よりも1度くらい高い温度がよしとされます。具体的に言えば、36度~39度くらいです。
40度以上のお湯をかけると、体温調節が苦手な犬は低温やけど状態になる可能性があります。
逆に体温よりも低い36度以下のお湯をかけると、体温が奪われ体調を崩す要因にもなってしまいます。
(6)自然乾燥はNG。ドライヤーで乾かす
自然乾燥をさせると、せっかくシャンプーしたのに生乾き状態になり、雑菌が繁殖してしまいます。これではせっかく洗った意味もなくなってしまうため、タオルで水分を充分ふき取った後に、ドライヤーで乾燥させましょう。
洗い方のポイントと詳しい手順はこちらをご覧ください。 愛犬のマルチーズを自宅でシャンプーしてあげよう! |
まとめ
愛犬に合ったシャンプーを選んで、定期的にきちんと汚れを落としてあげれば、散歩で外に出る機会があっても常に清潔に保つことができます。
シャンプーは愛犬の健康を守ることにもつながりますので、丁寧にシャンプーしてあげるようにしましょう。