【トイプードルの育て方】寿命を伸ばす4つの秘訣

フワフワの毛につぶらな瞳がとてもかわいいトイプードル。
大好きな愛犬にはいつまでも長生きしてもらいたいものです。
そこでトイプードルの寿命について詳しくご紹介します。

1.トイプードルの寿命はどれくらい?

トイプードル
  • トイプードルの平均寿命は12~15歳
トイプードルはどちらかというと病気にかかりにくく、小型犬なので長生きする犬種です。
トイプードルの平均寿命は12~15歳ほどといわれています。
人間の年齢に換算して考えるとおおよそ56歳~76歳です。
しかし近年では医療技術の発達や、健康的なエサなど、犬に関わるものがどんどん良いものへと変わってきているので、さらに長生きできるようになり、その平均寿命は14~17歳ほどまであがっているとも言われています。

2.トイプードルがかかりやすい病気

トイプードル
トイプードルは本来健康的で活発な犬ですが、骨格や遺伝的に、かかりやすい病気はいくつかあげられます。
  • 膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)
  • レッグペルテス
  • 流涙症
  • 低血糖症
  • 気管虚脱
  • てんかん
  • クッシング症候群
どんな病気も早期発見、早期治療が大切です。
7歳を超えたら時に体調管理は気をつけましょう。
一年に一回はフルチェックの健康診断をおすすめします。

トイプードルのかかりやすい病気の詳細はこちらかをご参照ください。
飼う前に知っておきたい、トイプードルのかかりやすい病気とは?

3.大切な愛犬の寿命を延ばす4つの秘訣は?

(1)食事

トイプードルと食卓

トイプードルに限らず、愛犬に長生きしてもらうコツとして一番大切になってくるのは、なんといっても食事です。
犬の寿命が昔に比べて延びている理由のひとつが、良質なドッグフードによるものです。
ドッグフードを購入する際には、原材料には何が使われているのか、添加物は入っていないかなど、様々な項目をチェックし、犬がよく食べるものを選ぶのがよいでしょう。
また、食事をセットして気をつけたいのが、お口の健康。
歯周病にならないために、3日に一回は歯磨きをしてお口の健康にも気をつけましょう。

下記の記事も合わせてご参照ください。
犬が絶対に食べてはいけないものとは?ダメな食べ物ダメな飲み物

トイプードルの歯磨きの方法は?やり方や頻度を徹底解説!

(2)ストレスをためさせない

おもちゃであそぶトイプードル
トイプードルは小型犬のなかでも賢く、人の感情に敏感な犬だといわれています。
そのため飼い主とスキンシップがとれていないと、ストレスを感じてしまいます。
毎日の散歩やブラッシング、お部屋の中でも遊んであげるようにしましょう。

(3)散歩を充分にさせる

散歩するトイプードル
トイ・プードルは元は猟犬であるプードルを小型に改良した犬です。
そのため猟犬としての気質や習性をしっかりと受け継いでおり、他の小型犬に比べて運動が必要です。

トイ・プードルの場合は1日最低でも30分の運動が必要だといわれています。
理想は30分の散歩を1日2回。
足や腰への負担を軽減するために、コンクリートや階段の道はなるべく避けましょう。

(4)季節に合わせた温度管理

鳴くトイプードル

トイ・プードルは生え変わりのないシングルコートという毛の種類で、ダブルコートの犬種に比べて温度管理が苦手です。
季節に合わせて温度・室温を変えてあげる必要があります。

季節によるエアコンの設定温度ですが、冬場は28℃くらいで犬用のヒーターなどを利用しましょう。
散歩のときは防寒のため、服を着せてあげましょう。
夏場は26℃くらいに設定し、扇風機などを利用して空気を循環させてあげるとよいでしょう。

また梅雨時や夏場の湿気は皮膚病の原因にもなります。
湿気の多い季節は毎日のブラッシングと、2週間に1回シャンプーをこまめに行って、皮膚の状態を常にチェックしてあげましょう。

温度調節に関してはこちらの記事をご覧ください
愛犬の暑さ対策にかかせない冷房器具の適正温度を知っていますか?【省エネ対策と適正温度】

愛犬が快適な生活を送るために!知っておきたい適正湿度

まとめ

いかがでしたか。
人間の健康を保つことにも通じますが、日々の選択を少し変えるだけで病気の予防に繋がることがお分かりいただけたでしょうか。
知識をつけて、愛犬に長生きしてもらいましょう。
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