【トイプードルの特徴】どんな性格?

登録頭数No.1のトイプードル! トイプードルは人気犬種の中でも絶大な人気を誇りますが、どのような性格なのか、解説していきます。

1.トイプードルの性格とは?

トイプードルは人懐っこい性格をしています。 人間を恐れずに興味津々に近づいてきて甘えてきます。 この人懐っこさがトイプードルの典型的な性格をあらわすものです。 また、人間の指示をよく聞いて素直で頭が良いところも見逃せません。 犬を飼った経験がない人であっても、しつけをしやすく手のかからない犬種です。 実際にその知能指数の高さや学習能力の高さから、多くのトイプードルが介助犬としても役立っています。 トイプードルはそもそも運動能力が高いので、きちんとしつけをしないと家の中で暴れまわって大変なことになります。 しっかりとしつけを教え込んで、かけがいのない家族として迎え入れてあげましょう。

2.トイプードルは色によって性格が違う

トイプードルの色の種類には、ブラック、ブラウン、レッド、ホワイト、シルバー、アプリコットが代表的に挙げられます。 ブラックはトイプードルの中では珍しく、見ることができる機会は少ないでしょう。 ブラックといっても、純粋な黒や、赤みがかった黒など様々な種類があります。 また、ブラウンはトイプードルの基本的な色でもあり、人気の種類です。 純粋なブラウンの他にもダークブラウンやマホガニーブラウンという種類もあります。 レッドは赤みが強い色で、混色の傾向が強いため、明確な色の定義がありません。 種類によっては、アプリコットのような色であってもレッドと呼ばれていることもあります。 ホワイトは人気の種類の1つで、純粋な白の他、クリーム色もホワイトの種類に入ります。 ホワイトはブラックに比べて毛量が少なめであるともいわれています。 シルバーはシルバーグレーやグレー、シルバーベージュ、ベージュなどの種類があります。 子犬の時にはブラックに近い色をしている場合もありますが、成長するにつれて色が変化していきます。 最終的にどのような色に落ち着くのかは、個体によって異なるでしょう。そして、アプリコットは人気の種類になります。 被毛の色は子犬から成犬になるにつれて変化していくのが特徴です。

(1)ブラック

ブラックの場合には、トイプードルの中で最も賢い種類であるといわれています。 そのため、飼い主への忠誠心が高く、性格も安定していて、飼いやすい種類です。 また、他の色の種類よりも運動能力が高いことも特徴で、しつけや訓練がしやすいでしょう。

(2)ブラウン

ブラウンの場合は、大人びていて独立心が強いのが特徴です。 そのため、協調性に欠ける面もあり、しつけや訓練にはやや根気がいるでしょう。 しかし、1度覚えてしまえば飼い主に忠実になります。人見知りである傾向もあり、飼い主以外には懐かない場合もあります。

(3)ホワイト

ホワイトはブラックと同じように性格が安定していて社交性もあります。 飼い主への忠誠度も高く、甘えん坊の性格です。
シルバーの場合には甘えん坊なのが特徴ですが、一方で協調性に欠ける面もありますので、根気よくしつけを行う必要があります。

(4)レッド・アプリコット

レッドやアプリコットの場合には他の色と比べて性格が一定ではなく、個体によって大きな違いがあります。 しかし、基本的には好奇心旺盛でやんちゃやおてんばであり、活発で運動能力も高いといえるでしょう。 また、飼い主への忠誠度が低く、協調性に欠ける場合もありますので、子犬のうちからしっかりとしつけを行うことが重要です。

(5)シルバー

シルバーの場合も、黒とホワイトの中間色なので、2つの性格がわかれます。 『好奇心旺盛でやんちゃやおてんばな性格』か『協調性がある性格』にわかれる傾向があります。 シルバーのトイプードルは、生まれて間もないときには、全身の色がシルバーというよりも、黒に近い色ですが、成長とともに、シルバーに変色していきます。

3.トイプードルを飼うえでの注意点

 

(1)一カ月に一度はトリミングへ連れていこう

トイプードルは抜け毛が少ない分、カットをしないと、どんどん毛が伸びてしまいます。 毛の生やしっぱなしは、もつれや皮膚病の原因になりますので、定期的なトリミングサロンは習慣化させましょう。 トイプードルのシャンプー&カットは6000~10000円と、他の犬種よりは少し高額となっていますが、カットの自由度はトイプードルの醍醐味でもあります。 「今回はどんなカットにしようかな」とトリマーさんと相談しながら、毎月の楽しみにするのもいいですね。 トリミングについてはこちらの記事もご覧ください

【トイプードルのトリミング】頻度はどれくらいでするの?

(2)食事の管理はしっかりとする

トイプードルは一気大量にご飯を食べようとしたり、逆に好き嫌いが激しく、食べようとしないなど、食欲にムラがある子が多いです。 合うフードを探したり、しつけを工夫したりと、その子に合った方法で適切な食事の仕方を根気よく探すことが求められます。 あまりにも手を焼くようだったら獣医師に相談することをおすすめします。 食事についてはこちらも参考にしてみてください

【トイプードルの特徴】食いだめ習性がある?正しい食事回数は?

【トイプードルの育て方】おすすめのフードは?どんな栄養素が必要?

(3)膝の疾患に注意する

トイプードルは他の犬種に比べ、膝蓋骨脱臼といった整形外科的な病気にかかりやすいです。 早期発見してあげるために、日ごろから歩き方を注意してみてあげたり、定期的に獣医さんに触診をしてもらうのがいいでしょう。 また、膝に負担のかからないように、フローリングの部屋には絨毯マットを敷いたり、散歩道は芝生や土の道を選んだりと、予防の方法はいくつかあります。

まとめ

いかがでしたか。 ひとことにトイプードルといっても、毛色によって性格の傾向があることがお分かりいただけたでしょうか。 性格を理解すると、その子に合ったらしつけの教え方も見えてきそうですね。
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