小型犬で人気の種類を紹介!見た目が可愛い?温厚で賢い犬?

最近人気と言われる小型犬、様々な種類が増えてきました。今回はトイプードルをはじめとした人気ワンちゃん7種をご紹介致します。それぞれの個性をチェックしてみて下さい。


■小型犬で人気の種類

①トイプードル

常に小型犬人気ランキングの上位にくる犬種の一つがトイプードル。何と言っても見た目が愛くるしく、人気が絶えません。また初心者でも飼いやすいのが魅力です。元気いっぱいで愛想も良い、人間のことも大好きで温厚な性格は、周りも幸せにしてくれます。

頭も非常に良いので、しつけも楽。体臭もほとんどなく、毛がふさふさにもかかわらず抜け毛も少ないので、アレルギーのある方も比較的安心というのも、飼いやすさナンバーワンと言われる理由なのでしょう。

②ポメラニアン

まるでクマのぬいぐるみのようなポメラニアンは、とっても友好的なワンちゃんです。好奇心も旺盛で遊び好きなため、一時もじっとしていません。家族の中でアイドル的な存在になりえるかもしれません。特にクリクリッとした目は印象的で、愛嬌一杯です。

もともとの犬種がスピッツだということもあって、吠えやすい特徴があります。知らない人や他の家のワンちゃんには攻撃的になる場合も多いので、室内番犬に向いていると言えるでしょう。

③チワワ

small chihuahua puppy is resting at home

「チワワを飼った人は、またチワワを飼う」と言われる程、一旦魅了されると飼い主を夢中にさせるワンちゃんがチワワです。小型犬の中でも更に小さい犬種であり、可愛らしい目が特徴ですが、一度飼うと惹き付けられるのがその性格です。飼い主に従順で、愛情をたっぷり表現してくれるのです。甘え上手でもあり、飼い主との信頼関係もしっかり築いてくれます。

飼い主以外には警戒心が強く、小柄にもかかわらず知らない人には吠える勇敢な性格で、留守番も得意で一人暮らしの方にも飼いやすいと言われています。

④ダックスフンド

胴長短足が可愛いダックスフンドは、狩猟犬として様々な改良を重ねられてきました。スタンダードなダックスフンドは9~12kgのところ、ミニチュアダックスフンドは5㎏前後なので、ダックスフンドの中でも小型と思われますが、もっと小型なのがカニンヘンダックスフンド。標準体重は3.2~3.5kgとなり、小型犬好きの方に人気です。

もともと運動量の多い犬種なので、散歩は一日1~2回必要な場合もありますから、飼い主はワンちゃんに合わせた気配りが必要かもしれません。性格は被毛によって違い、短毛のスムースタイプは活発で元気、ソフトな長毛のロングタイプは人とのコミュニケーションも上手で穏やか、剛毛なワイヤータイプは自由気ままな社交家と言われ、三者三様で個性が異なるワンちゃんです。

⑤フレンチブルドッグ

French bulldog puppy. Portrait on white background

「ぶちゃ可愛い」ということで人気なのがフレンチブルドッグです。全体的にがっちりとした筋肉質な体格なので、性格も闘犬のブルドッグと同じと思われがちですが、意外にも気立てが優しくフレンドリー。ブルドッグとは正反対の気質です。必要以上に吠えることもなく短毛で手入れも簡単に行えて丈夫なため、飼いやすい犬種で特に男性からの人気が高いと言われています。

暑さや寒さに弱いことから、エアコンなどで温度管理のできる室内飼いの必要があります。食欲旺盛で肥満になりやすいため、飼い主はワンちゃんの食事と運動のバランスに配慮しなければなりません。

⑥柴犬

縄文時代から日本にいたという柴犬は、幅広い層の方々から支持されているワンちゃんです。日本の住環境に馴染んでいて、根強い人気があります。飼い主や家族に深い愛情と忠誠心をもち、頭も良く、人を見分ける能力にもたけていて、近年では日本のみならず外国でもファンは増えてきました。

以前は外で飼われることも多かった柴犬ですが、最近は室内犬も珍しくありません。柴犬は、運動や散歩が大好きなため、充分に体を動かせないとストレスを貯めやすいといわれており、特に室内飼いの場合は注意してあげましょう。

⑦ヨークシャーテリア

テリアとは小型獣用の猟犬ですが、その中で一番ポピュラーなのがヨークシャーテリアと言ってよいでしょう。テリア種の中でも最も小さくて被毛が美しく気品あふれる姿から別名「動く宝石」とも言われ、上流階級中心に人気が広まりました。

その見た目とは違いとても元気で活発なワンちゃんですから、甘やかしは禁物でしつけは難しく根気が必要となります。また、寒さが苦手なため飼い主は常に保温対策には配慮する必要があり、毎日のブラッシングもしっかりとしてあげて下さい。

■小型犬が人気の理由は飼いやすさ

最近は核家族化、住宅事情など様々な理由から、小型の室内犬を飼う傾向が高まってきました。小型犬は比較的大きな場所を必要としないというのが、飼いやすさのポイントだといえるでしょう。確かに大型犬になると、シャンプー一つとっても飼い主は体力が必要となるので、ご年配の飼い主には負担が大きいようです。

散歩も小型犬の方が短時間で済ませられるし、犬種によっては散歩もいらないという場合もあります。そのようなことから、小型犬の人気が高まっているのかも知れません。


■まとめ

小型犬は可愛らしいく個性豊かな犬種が多いと言われています。その犬種独特の性格や習慣、お手入れなどもありますから、飼い主はワンちゃんにあった飼い方に配慮する必要があります。きっと素晴らしい絆を築くことができるでしょう。
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