1.おもちゃを離さないからといって無理やり引っ張らない
取ってこいのトレーニングを行っている時に、多くの飼い主の頭を悩ませるのが、犬が取ってきたおもちゃを口から離さないということです。
これは、犬が頑張って取ってきた獲物であるおもちゃを、手放したくないのに無理やり飼い主が取ろうとすることで起きる現象といえます。
こうしたケースの場合、取ってきたおもちゃを無理やり引っ張ったりすると逆効果になってしまうので注意しましょう。
おもちゃを取ってきたら、うんと褒めたり撫でてあげるといった、ご褒美を与えるようにします。
そして、口からおもちゃを離してくれるまで何度も練習を繰り返しましょう。
捕まえたおもちゃを飼い主に渡せば、もっと楽しいご褒美がもらえるという認識を持たせることが重要です。
2.外で教える場合にはロングリードを利用しよう
慣れるまでは、迷惑のかからない広い場所でロングリードを使用して行うと良いでしょう。
短いリードの場合、遠くまで走っていくことが出来ず、ストレスになってしまう可能性があるので注意が必要です。
ボールは想像以上に遠くまで飛んでいく可能性があります。
慣れないうちは思わぬ事故を防ぐためにも、ロングリードを使用した方が安心といえるでしょう。