犬が喜ぶ手作りおもちゃ!家にある道具で簡単DIYにトライしよう

ワンちゃんは遊ぶのが大好き。たくさん走って、たくさん遊んで、コミュニケーションを深めていくことでお互いの愛情を再確認することができます。
そこで欠かせないのが「おもちゃ」ですが、遊んでいるうちにすぐ壊れてしまって「もったいない」と思った経験はありませんか?

市販のおもちゃを使うのもいいですが、これを機会に手作りおもちゃにチャレンジしてみましょう。今回は低コストで作れて繰り返し使える「手作りおもちゃ」をご紹介したいと思います。

■1.靴下を使って

小さくなって履けなくなってしまった靴下や、穴の開いてしまった靴下。実はこれらの余っている靴下で、簡単にワンちゃんのおもちゃが作れてしまいます。

作り方はとても簡単で、靴下の履き口からくるくると丸めていくだけです。底部分までくるくると丸めたら、ドーナツ型のおもちゃの出来上がりです。ワンちゃんが噛んで遊ぶために崩れてしまうことが心配な場合は、縁部分と底部分を軽く縫い合わせるとより頑丈になります。
もう履かないからと捨ててしまう前に、くるくると丸めてワンちゃんの一人遊びに使ってみてはいかがでしょうか。

■2.タオルを使って

タオルもひと工夫するだけで、素敵なワンちゃんのおもちゃに早変わりします。使わなくなったタオルを三つ編みにしたり、くるくると捻って留めるだけで噛んで遊べるおもちゃに変身します。これなら壊れたり汚れたりしても、お金をかけることなくすぐに新しいものを用意することができます。

応用編として、いらなくなったTシャツなどを切って作っても、またバリエーションを楽しめそうです。いろいろな色を組み合わせて、見た目も楽しくカラフルなおもちゃを作ってみてください。

■3.ペットボトルを使って

ペットボトルは、アイデア次第でいろいろな用途に活用することができます。お散歩の際にそのまま水を入れたりエサを持ち運んだり、斜めにカットすることでウンチ用のスコップにも使えます。
また、ペットボトルの中にエサを入れて、ふたを開けた状態でワンちゃんの前に転がしてみてください。ころころと転がるペットボトルから時折エサが出てくることに気がつくと、面白いようにペットボトルに夢中になってくれます。

ワンちゃんがペットボトルを上手に転がしてエサを取り出す様は、見ているだけでほっこりできます。思わず邪魔をしたくなってしまうかもしれませんね。

■4.ロープを使って

市販のおもちゃにもありますが、手近なロープを編むだけでワンちゃん用のおもちゃが作れます。三つ編みに編んだだけのシンプルなものを作ったり、中にボールを入れて丸く編み上げたりしても良いでしょう。
ロープのおもちゃはタオルで作ったものよりも固めに仕上がりますので、噛んで遊ぶのが大好きなワンちゃんにおすすめです。遊び方やワンちゃんの好みに合わせて、長さを調整してあげてください。

■5.ボールを使って

ボールはそのまま投げて遊んでも、ワンちゃんが楽しく遊ぶことができます。しかしそこにひと手間加えることで、さらに便利で楽しいおもちゃが完成します。
ボールは既製品の中でも、穴を開けても大丈夫な素材のものを選んでください。そして錐などでボールに穴を開けて、

細めのロープを通します。ロープがなければ、ビニール紐を編んで丈夫にしたものでも代用できます。
ボールの穴にロープを通したら、先のほうを大きめに硬く結びます。結び目、ボール、持ち手紐、の順番で、適度な長さにカットしたらこれだけで完成です。
出来上がったボールをぶら下げて遊んだり、遠投してワンちゃんに拾わせる訓練に活用したり、幅広く使うことができます。

■6.ジョイントを使って

Dog Agility jumping over a hurdle during an agility competition

庭や公園など、家の外で遊ぶ際に使える遊具を手作りするのもおすすめです。例えば100均などで販売している工具のジョイントですが、これと棒を組み合わせるだけで素敵なハードルが出来上がります。

ホームセンターや100均では、組み合わせて棚などの作成ができる内側が空洞の棒とT字ジョイントが売られています。それらの中から短い棒を4本、T字ジョイントを4つ用意します。

T字ジョイントはその名の通り、3方向に接続部があります。T字の左右にあたる部分にまずは足となる短い棒を接続するため、長い棒の1つを先からカットして短い棒を2つ作成します。長さはジョイント部と同じ程度の長さにします。
短い棒2つをT字の左右部分に接続したあと、カットした残りの長い棒をT字の下部分に接続します。これで丁度、Tのが完成します。同じT字をもう1つ作って、T字の棒を全部で2つ用意します。出来上がったら、未使用の長い棒で2つのT字をつなぎ合わせて下部分の完成です。

次に、余っている未使用の長い棒の左右にそれぞれジョイントを接続します。そしてそのジョイントを、先ほど作った短い棒の反対側に差し込むとハードルの完成です。

ハードルは飛び越えたり、くぐったり、外で遊ぶ遊具として大活躍します。この手作りハードルは、収納時にはバラして片付けられるのでとても便利です。大きさや高さは、ワンちゃんに合わせて設計してあげてください。

■まとめ

不要になったものや低コストで作るワンちゃんの手作りおもちゃをご紹介しました。アイデア次第ではさらにバリエーションを広げることもできるのではないでしょうか。

飼い主さんの愛情のこもった手作りおもちゃで、是非ワンちゃんとのコミュニケーションを深めてみてください。きっと、今よりもっと仲良くなることができるはずです。
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