初めての飼い主さんにオススメ!人気の犬の飼い方&しつけ本ベスト5

これから犬を飼おうとしている人はもちろん、すでに飼っている人にも参考になる資料や本があればと思う愛犬家の方は多いかもしれません。そこで、「犬のしつけ」や「犬の飼い方」の解説として定評のある本を紹介します。

■「飼育本」と「しつけ本」の特徴

「飼育本」は犬と飼い主との関係を突き詰め、主に飼い主の側が犬に歩み寄ってお互いの信頼関係を築いて行く必要があるという趣旨の本が多いようです。そのため犬を初めて飼う方が購入しています。
「しつけ本」は犬のしつけを具体的にどのような手順でどのように実践してゆけば、上手くゆくかを解説したノウハウ本的な内容のものが多いようです。そのため犬を飼い始めて信頼関係が出来はじめた時に購入しています。

■オススメ!人気の犬の飼い方&しつけ本ベスト

人気の犬の飼い方やしつけについて解説したオススメの本を紹介します。

①犬の飼育本

(1)「犬を飼うってステキです-か?」:東京衛生局生活環境部獣医衛生課

「犬を飼うってステキです-か?」は、東京衛生局生活環境部獣医衛生課、つまり役所が発行している動物愛護読本です。この本は、東京都福祉保健局のホームページを開くとPDFファイルとして、自分のパソコンにダウンロードできるようになっていて、無料で読むことができます。
この本は、犬を飼うことの大変さをイラストでわかりやすく解説した本です。子犬で飼い始めても犬はあっという間に大きくなり、子犬の頃のかわいらしさは一瞬にして消え去ってしまいます。その後は、犬をしつけたり、散歩に付き合ったりと飼い主にとっては大きな負担が日常的に押し寄せてきます。
それでも飼うつもりなら、飼い主の側にしっかりとした覚悟が必要だとこの本では述べています。
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(2)「幸せな子犬の育て方」:大泉書店 (2007/9/1)

巷に出回っている多くの「犬に関するしつけ本」はしつけのためには、飼い主と犬との主従関係を如何に構築するかに主眼が置かれています。ですが、「幸せな子犬の育て方」については、従来のような犬を服従させるしつけ本ではなく、犬を大切な友達、パートナーとして尊重しながらよい関係を築いて行くという内容です。
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(3)「犬の保育園 飼い始めからしつけ直しまで」:講談社 (2008/3/28)

この本は、子犬ばかりではなく成犬をしつけし直すためにも役立つ本です。たとえば、成犬の「無駄吠え」など問題行動を如何に改善するかを豊富な写真を交えて解説してくれます。また、「ドッグフードは食器を使わない」「お預けは教えない」など、これまでの常識を覆すような新しいしつけの方法を教えてくれています。まさに「目からウロコ」の新発想です。
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(4)「犬の行動学」:中央公論新社 (2001/11/1)

この本は、著者が自らの愛犬の様子を1年間にわたって詳細に観察し、動物行動学者である筆者の目を通して「犬は順位をつけたがる」などの、これまで犬の生態について語られてきたことの真相を解き明かすことを狙いとした本です。なので、犬の行動を人間に都合のよい方向に導くためにはどうすべきかを研究した内容ではなく、犬が任意の環境の中でどのような行動を取るかという、純粋に動物行動学から見た犬の行動の研究という内容になっています。
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(5)「犬は大事なパートナー―上手な飼い方、しつけ方」:日本放送出版協会 (2002/7/1)

この本は、犬と飼い主の関係に焦点を当て、その関係に問題があることによって犬がわがままになるという問題提起をしています。そのうえで、どのようにしつけを行えば犬と飼い主との関係が改善されるかについて、種々のアイデアを提案しています。たとえば、「犬が混乱しない、パニックを起こさないためにはどのようにすべきか」「犬自らに考えさせ、行動させるにはどうすればよいか」などです。
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②犬のしつけ本

(1)「しつけの仕方で犬はどんどん賢くなる」:青春出版社 (2017/9/1)

犬を飼う人が陥りやすい勘違いを、具体的な事例を交えて丁寧に教えてくれる本です。たとえば、「餌は決まった時間にやる」「決まった時間に散歩させる」「部屋や庭では自由に放し飼いにする」など、一見、犬にとっては必要なことでも、しつけという観点からは間違った常識であるということです。
初めて犬を飼おうと思っている人にとっては、指南書として頼りになる内容になっており、犬のしつけに関してはこの本で十分だという感想を持っている読者もいるようです。
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(2)「犬のしつけきちんとブック」:高橋書店 (2007/12/14)

この本は、犬のさまざまな問題行動を解消するために、具体的に何をどう実践すればよいかを解説してくれるノウハウ本です。それぞれ「吠えグセ解消編」「かみグセ解消編」「トイレ上手になる編」など、読者が犬を飼ううえで悩んでいる事柄を個別に解決してくれる実践的なノウハウを紹介する内容となっています。

犬のしつけきちんとブック かみグセ解消編
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犬のしつけきちんとブック 「トイレ上手になる」編
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(3)「クイール流 愛犬のしつけ方」:実業之日本社 (2004/3/1)

盲導犬訓練士の多和田悟氏が訓練した盲導犬クイールの訓練の様子を紹介することで、飼い主と犬との正しい関係構築法を解説しています。飼い主が力で犬を抑え込むことで成立する従来の「主従関係」の間違いを指摘し、体罰を行わないことによって犬との信頼関係構築を目指す方法を教えてくれています。
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(4)「犬の本当の気持ちがわかる本―しつけや困った行動の対処法がよくわかる」:主婦の友社 (2012/5/18)

言葉による意思疎通が取れない犬にとって、飼い主との唯一のコミニュケーション手段はボディランゲージです。この本は、犬の行動学に基づいてケースバイケースで犬の行動や仕草が、何を意味しているかを読み解いてくれる指南書になっています。
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(5)「犬の気持ちがわかればしつけはカンタン!」: ‎ 日本文芸社 (2005/7/1)

「カリスマ訓練士」と呼ばれる藤井聡氏による、犬のしつけの指南書です。特に重視すべき生後2~3か月までの犬のしつけについて、カラー写真とイラストで丁寧に解説しています。
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■まとめ

既に犬を飼っていても、犬のことを本当に理解して飼っているわけではない場合があります。ですから、犬の飼い方やしつけの仕方について解説してくれている、定評のある本を改めて読んでみるのも必要なことかもしれません。そうすることで、愛犬との信頼関係がより深まるのであれば、決して無駄な出費にはならないはずです。
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