犬と違い、もともと猫は散歩の必要のないペットです。室内飼いでも家の中で1人で遊んだりする事でストレス発散方法を自分自身で確立しているので、気分転換の散歩は必要ありません。
そのため、生まれた時から室内で飼われている猫の中には散歩を好まないタイプの子も多く、ストレス発散のための散歩が却ってストレスの原因になってしまったり、外の世界に慣れていないため知らない人や自動車の音に驚いてしまい、脱走の危険も伴います。
運動不足解消のために行う犬の散歩とは意味が異なる猫の散歩ですが、どのようにしていったら猫にとっての快適な散歩を行う事が出来るでしょうか。
そのため、生まれた時から室内で飼われている猫の中には散歩を好まないタイプの子も多く、ストレス発散のための散歩が却ってストレスの原因になってしまったり、外の世界に慣れていないため知らない人や自動車の音に驚いてしまい、脱走の危険も伴います。
運動不足解消のために行う犬の散歩とは意味が異なる猫の散歩ですが、どのようにしていったら猫にとっての快適な散歩を行う事が出来るでしょうか。
★1.猫は犬と違い散歩しづらい動物
室内で飼われてきた猫の中には外の世界に興味がなくお散歩嫌いな猫もいます。犬は広い縄張りを持ち、仲間と安全な暮らしをするためにその縄張りを守る習性があります。
そのため、散歩をしてその縄張り点検する事で安心感を得る事が出来ます。しかし猫はもともと待ち伏せ型ハンターです。仲間意識も薄く、縄張りも狭いため生活範囲は家の中だけも十分なのです。そのため、あまり外に興味を示さないのでお散歩がしずらいのです。
そのため、散歩をしてその縄張り点検する事で安心感を得る事が出来ます。しかし猫はもともと待ち伏せ型ハンターです。仲間意識も薄く、縄張りも狭いため生活範囲は家の中だけも十分なのです。そのため、あまり外に興味を示さないのでお散歩がしずらいのです。
猫は基本的に一匹狼気質の子も多く、犬のようの「ご主人様の行くところに付いて行きます。」という、飼い主に寄り添う気持ちの少ないのも事実です。飼い主との絆が薄ければ、初めての世界に出るお散歩でのリスクは高まります。
犬のように名前を呼んだら寄ってくるくらい強い信頼関係があれば、外で怖い目に出くわして多少のパニックになってしまった時も飼い主を頼ってくれる事でしょう。
犬のように名前を呼んだら寄ってくるくらい強い信頼関係があれば、外で怖い目に出くわして多少のパニックになってしまった時も飼い主を頼ってくれる事でしょう。
★2.猫を上手に散歩させる方法
家から外に出るのが苦手な猫ですが、外に興味を持っている子は慣れさせれば一緒にお散歩する事も可能です。そのためにはいろいろ準備が必要になります。
【ステップ1】ハーネスをおもちゃのように慣れさせる
猫は頭の小さい動物で、狭いところが大好きです。犬のような首輪にリードを付けるタイプでは散歩の途中で頭が抜けてしまうリスクが高いです。
そのため、リードではなく、腕を通すハーネスの方がお勧めです。きちんと体の大きさにあったサイズを選んであげてあげれば猫にも優しく安全です。ハーネスを準備したら、慣れさせるためにおもちゃのようにしてハーネスで遊んであげましょう。
猫にとって自分を束縛する感覚にさせられるハーネスですが自分のものだという自覚がでれば、体に装着する時もそれほど抵抗を示さなくなります。
そのため、リードではなく、腕を通すハーネスの方がお勧めです。きちんと体の大きさにあったサイズを選んであげてあげれば猫にも優しく安全です。ハーネスを準備したら、慣れさせるためにおもちゃのようにしてハーネスで遊んであげましょう。
猫にとって自分を束縛する感覚にさせられるハーネスですが自分のものだという自覚がでれば、体に装着する時もそれほど抵抗を示さなくなります。
【ステップ2】ハーネスをつけて食事をさせる
ハーネスを体に付けると猫にとっては自由を束縛するもののように感じます。そのため、ハーネスを付けたらおやつや食事をさせて慣れさせていきます。ハーネスを付けたら楽しい事が待っているという感覚を持つ事で抵抗感が薄れてきます。
また頭を下げて食事をする態勢は猫にとってかなり無防備な状態になります。慣れないハーネスで危険な状態に置かれても安心であるという認識を持たせる事でハーネスは危険なものではない事を認識させるのも大切です。
また頭を下げて食事をする態勢は猫にとってかなり無防備な状態になります。慣れないハーネスで危険な状態に置かれても安心であるという認識を持たせる事でハーネスは危険なものではない事を認識させるのも大切です。
【ステップ3】ハーネスをつけて部屋の中で練習
ハーネスを体に付けて生活する事に慣れてきたら、今度は飼い主とのコミュニケーションを図っていきます。ハーネスリードを付けたらご褒美のおやつを用意します。
おやつを使って猫を誘導するようにしてハーネスリードを付けて歩く事に慣れさせます。誘導する際に、猫の名前を呼ぶか、独自の合図をつくるとよりコミュニケーションが図りやすくなります。猫が食べ物につられて歩くようになったら、食べ物の距離を徐々に遠くして付けて歩く事に慣らして行きます。
おやつを使って猫を誘導するようにしてハーネスリードを付けて歩く事に慣れさせます。誘導する際に、猫の名前を呼ぶか、独自の合図をつくるとよりコミュニケーションが図りやすくなります。猫が食べ物につられて歩くようになったら、食べ物の距離を徐々に遠くして付けて歩く事に慣らして行きます。
【ステップ4】ベランダやドアの外で慣れさせる
飼い主がリードを持っても自由に動き回るようになったら、今度は外の世界に興味を持ってもらえるようにしましょう。ベランダやドアの外など、自分の縄張りと境界線である外へ出して少しずつ慣らして行きます。
外の物音や外を歩く人の動きに驚いて逃げ出そうとしないくらいまで慣らして行きましょう。外の空気に触れる事で新しい匂いや、鳥の鳴き声などに興味を持つ子もいるでしょう。
外の物音や外を歩く人の動きに驚いて逃げ出そうとしないくらいまで慣らして行きましょう。外の空気に触れる事で新しい匂いや、鳥の鳴き声などに興味を持つ子もいるでしょう。
【ステップ5】交通の少ない場所を散歩ルートに選ぶ
自動車の音や他人の歩く姿に驚かなくなったら、本格的に散歩を行ってみましょう。これまで徐々に外の世界に慣らしていった事で外の世界は怖いものだけではない事がわかってきて、興味も持ってきた頃ですが、最初は交通量や通行人の少ない静かな場所を選んで散歩をさせてあげて下さい。
初めは散歩などという状態ではなく、一歩も動かないかもしれません。これも少しずつ慣らしていく事で、危険がない事がわかってくると小さな茂みや自然の木に興味を示してくれるかもしれません。
最初は食事の前などお腹を空かせている時間に行い帰ってきたら食事を与えたり、お散歩した時に与える特別なおやつを用意するなど、お散歩に行くと良い事が待っていると認識させる方法も有効です。
初めは散歩などという状態ではなく、一歩も動かないかもしれません。これも少しずつ慣らしていく事で、危険がない事がわかってくると小さな茂みや自然の木に興味を示してくれるかもしれません。
最初は食事の前などお腹を空かせている時間に行い帰ってきたら食事を与えたり、お散歩した時に与える特別なおやつを用意するなど、お散歩に行くと良い事が待っていると認識させる方法も有効です。
★3.お散歩あとはケアしてあげよう
室内で飼っている場合は、お散歩から帰ってきたらまず足を拭いてあげるか、洗ってあげましょう。
目的のひとつは部屋を汚さないですが、もうひとつは足についた雑菌を猫がなめてしまう事による病気を防ぐ事になります。病気を防ぐ事としてブラッシングも有効な方法です。お散歩の途中で繁みや草むらに入ってしまうと、ほこりや草で汚れています。ブラッシングする事でノミやダニの早期発見や駆除につながるので、お散歩のあとは念入りにケアして下さい。またアスファルトを歩く事も多いと思いますので、肉球のケアも欠かせません。
慣れないアスファルトで思わぬケガをしていたりする事もあります。お散歩の後はクリームなどでケアしてあげる事も大切です。
目的のひとつは部屋を汚さないですが、もうひとつは足についた雑菌を猫がなめてしまう事による病気を防ぐ事になります。病気を防ぐ事としてブラッシングも有効な方法です。お散歩の途中で繁みや草むらに入ってしまうと、ほこりや草で汚れています。ブラッシングする事でノミやダニの早期発見や駆除につながるので、お散歩のあとは念入りにケアして下さい。またアスファルトを歩く事も多いと思いますので、肉球のケアも欠かせません。
慣れないアスファルトで思わぬケガをしていたりする事もあります。お散歩の後はクリームなどでケアしてあげる事も大切です。
猫はもともとお散歩が必要なペットではなく、お散歩が好きではない子もいます。その点を踏まえてお散歩は楽しいものである事を知ってもらうようにしながら、飼い主とのコミュニケーションを図れるようなお散歩が出来るようにしたいものです。お散歩のアイテムや場所にも猫が快適に過ごせるようなものをチョイスしてお互いが楽しめるように心がけて楽しんで下さい。