愛犬との電車でお出かけ!抑えておきたいルールとマナー

愛犬との電車でお出かけ!抑えておきたいルールとマナー

ペットブームとなっている現在、ワンちゃんと泊まれる宿やドッグカフェなどワンちゃんと一緒に楽しめる場所が増えています。楽しめる場所が増えると、移動手段も必要になりますね。

車があるご家庭ならば車でおでかけという方法がありますが、車が無い場合、電車などの公共の交通機関を利用したいと考えている飼い主さんも多いのではないでしょうか?

電車などの公共交通機関を利用してワンちゃんとおでかけをする際の、ルールやマナーについてご紹介します。

1.ワンちゃんは電車を利用できる?

盲導犬や介助犬などお仕事をしているワンちゃん以外の場合には、条件をクリアしていれば一緒に電車に乗ることが出来ます。

飼い主さんにとっては家族の一員ですが、日本のルールではワンちゃんやネコちゃんは「手荷物」という扱いになります。手荷物に関する規定などは各鉄道会社で異なります。

2.ワンちゃんが電車を利用する時のルール

先にもご説明したとおり、各鉄道会社によってルールが異なりますが、原則として体がすっぽり覆われて隠れる、クレートが必要になります。

布製キャリーバックに入れられるミニチュアシュナウザー

(写真は布製のキャリーバックです。メッシュの上に、さらにフタがあるので完全に隠すことが出来ます。電車などを利用する時は顔まですっぽり中にいれます!)

また鉄道会社によって、クレートの大きさや手荷物として重さや大きさで料金が必要になる場合もあります。よく目にするペットカートは大きさが基準を超えていることが多いので、事前に利用する鉄道会社に問い合わせ確認しましょう。  

ワンちゃんを電車に乗せる際の鉄道会社ごとのルール一例

愛犬が苦しそうだからとキャリーバックを少しだけあけて顔だけ出させる飼い主さんがいますが、それも NGです。

3.ワンちゃんが電車を利用する時のマナー

犬を電車に乗せる時のルールについてはお話しましたが、次は犬を連れている時のマナーについてです。

不特定多数の人が利用する電車には、犬を苦手とする人、アレルギーのある人もいます。

ワンちゃんにマナーを求めるのは無理な話です。そこで周りから見られるのは飼い主さんの態度です。 幼児を連れての移動よりも、ワンちゃん連れての移動のほうが周りからの厳しい視線が注がれるのは間違いないでしょう。飼い主さんとワンちゃん、周りの人が問題なく移動できるようにマナーを守ることが重要です。

(1)ワンちゃんの存在を感じさせない

クレートやワンちゃん用のキャリーなどは必ず中が見える部分があります。電車に乗るときにはその部分を軽く覆うなどして、隠しておきます。

そうすることで、ワンちゃんも周りを警戒することなく落ち着いて移動が出来ます。

(2)利用時間やクレートやキャリーの置き場所にも配慮を

ワンちゃんを連れて電車に乗る場合には、比較的空いている時間、空いている車両を利用するようにしましょう。なるべく人が少ない場所で、立っている場合には足元にキャリーを

置きます。座れるようであれば、膝の上、もしくは足元がベストです。

(3)万が一、ワンちゃんが吠えてしまったら

もし、ワンちゃんが吠えてしまったら、焦らずに一度、電車から降ります。ワンちゃんが落ち着くまで、飼い主さんが落ち着いて声をかけてあげてください。

間違っても、ワンちゃんをキャリーから出して抱っこするなどはしないようにしてくださいね。ホームでもクレートから出すことは NGです。

電車内で吠えてしまったら、降りる際に周りの方にお詫びをしておきましょう。

4.ワンちゃんと電車に乗るためには事前準備が大切!

ルールやマナーについてふれてきましたが、ワンちゃんと電車に乗るためには、事前の準備がとっても大切です。また、ワンちゃんとおでかけをするのであれば

時間には余裕を持って行動してください。

(1)電車に乗る2 ~3時間前には食事をさせる

おでかけの直前にご飯を与えると、乗り物酔いなどをする可能性があります。電車だけではなく車を利用する場合でも、2 ~3時間前には食事を済ませておきましょう。

(2)出かける前におトイレも済ませておく

移動中は簡単におトイレにつれていけません。出かける前にお散歩をして排泄も済ませておきましょう。お散歩をしておくと、ワンちゃんが疲れてクレートの中でおとなしくできる

効果もあります。とくに、午前中からおでかけの場合にはパワーが有り余っているのでキャリーに入れることも一苦労になり、キャリーの中でも大はしゃぎとなりかねません。

経験談です・・・・我が家の息子はキャリーバックの中でぐるんぐるんしてます・・・

(3)乗り物酔いをする子は獣医さんに相談を

ワンちゃんの中には乗り物酔いをしてしまう子もいます。ワンちゃん用の酔い止めのお薬がありますので、事前に獣医さんに相談してみましょう。

(4)ぶっつけ本番は絶対にしない!

ワンちゃんと電車移動を想定している場合には、かならず1駅程度の距離から練習をしてください。いきなり長時間の電車移動は止めておきましょう。

ワンちゃんにとっても慣れない環境でストレスになりますが、飼い主さんにとっても嫌な経験になる可能性があります。

最初は出来なくて当たり前、ダメなら歩いて帰ればいいというくらいの気持ちで始めてください。

5.最も重要なクレートトレーニング

電車で移動をするのであれば、クレート内でおとなしく出来るということは大前提です。クレート内でおとなしくできるように、事前にクレートに慣らしておく必要があります。

移動時のストレス軽減のためにも家の中でも頻繁にクレートに入れて、クレートの中は安心する、リラックス出来る場所になるように練習しましょう。

キャリートレーニング中のミニチュアシュナウザー

★クレートトレーニングの方法

クレートトレーニングは「ハウストレーニング」のことです。ちょうど、我が家の息子も絶賛ハウストレーニング中です!

ちなみに、息子は1歳4ヶ月、パピーをとうに過ぎてからのトレーニングでございます。できれば、パピーのうちにやっておくことをオススメします。

step1

いきなりクレートに入れても、おとなしく入るということは無いと思います。(個体差があるので、入ってくれる素敵な子もいるかもしれませんが)まずは、クレートの存在に慣れてもらいましょう。
日頃から、さり気なくクレートをフルオープンで室内に置いておきます。クレートの周りでおやつをあげたり、クレートの中に好きなおもちゃを入れておくなどしてみましょう。

step2

クレートの存在に慣れてきたら、おやつを使ってクレートの中に入れるトレーニングをします。

クレートの近くでお座りをさせて、ハウスという声をかけながらおやつをクレートの中に投げ入れます。ワンちゃんがクレートの中に入れたら褒めてください。これを繰り返します。

step3

クレートに身体が入るようになったら、ハウスでクレート内にいれて、中でフセをさせます。フセが出来たらおやつをあげましょう。中に入るようにおやつで誘導しても OKです。

クレートの上部が開けられるタイプであれば、上部をあけておやつを持った手を上から入れてあげると、ワンちゃんが入りやすいです。

この段階では、おやつを食べたらすぐに出てきてしまうと思いますが、根気よく繰り返しましょう。

step4

クレート内でフセが出来るようになったら、扉を閉めます。締めた状態でおやつをあげられるタイプのクレートであれば、そのままおやつをあげます。

閉めたままであげられない場合には、声でめいっぱい褒めてください。

step5

最初は数秒からはじめ、徐々に閉めている時間を長くします。焦らずじっくり時間をかけてトレーニングしていきましょう。

step6

扉を閉めていられる時間が長くなったら、クレートを布で覆います。この状態でワンちゃんがリラックスできれば完了です。

電車移動でもクレート内でおとなしく出来ることは重要ですが、クレート内がワンちゃんにとって安心できる場所という認識を持ってくれるようになると、来客時や環境が変わる場合など、ワンちゃんにストレスがかかるような状態のときにもワンちゃんの逃げ場所として役立ちます。また、災害などの際にもクレート内でおとなしく出来るということはとても需要になります。焦らずじっくりトレーニングをしましょう。

まとめ


公共交通機関の規定は変更となることがあります。常に最新の情報を確認してくださいね。また、利用する駅構内のエスカレーターやエレベーターの場所も事前に調査しておきましょう。

電車で移動できるようになるとワンちゃんとのお出かけ範囲も広がり、楽しみも増えますね。しかし、それはルールとマナーを守っているということが大前提となります。

飼い主さんがしっかりとルールやマナーを守ることが、ワンちゃんを守ることにも繋がります。ペットブームがブームではなく、共存するために生活しやすい社会となるためにも、飼い主さんがしっかりとルール・マナーを守って生活していきましょう。

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