愛犬の糞のにおいが心配・・糞が臭いと寿命が短い?

1.糞が臭うと寿命が短いってほんとなの?


糞は臭うのが当たり前…ですが嗅ぐとおもわずえづいてしまうような臭いになってしまうと危険のサイン。
そのような臭さになる原因はワンちゃんの腸内環境の悪化が原因とされています。

腸内環境の悪化、すなわち消化器官の機能が低下すると十分にごはんがお腹で消化されないため下痢や軟便等糞の状態が悪化します。このような状態になると食糞(糞を食べてしまう事)行為に走るワンちゃんもいます。

また、体内に悪玉菌が増殖し毒素が溜まるため口臭、体臭の悪化が見られたり他臓器に悪影響を及ぼすことからの他の疾病(ガンや心臓病、アレルギー、痴呆症)を引き起こすこともあります。

以上の事から糞が臭いと寿命が短くなるのは本当と言えるでしょう。

2.愛犬の腸内環境を考えることが大切


愛するパートナーにはできるだけ健康に、長生きして欲しいものですよね。

そのためには毎日ワンちゃんの健康状態に気を付けていくことが大切です。

抜け毛等皮膚のコンディション(体臭がきつくないか、湿疹や掻き傷ができていないか)、普段の挙動や食欲などはもちろん排尿の状態(多すぎ、または少なすぎ、色が濃すぎ等)をチェックすることも大切です。そして排便の状態を注意深くチェックしてみましょう。

例えばまずは

  • 硬さ(固すぎ、水っぽい又は下痢気味、あるいは血が混じっていないか?)
  • 色(真っ黒や赤、白、緑色など変な色がついていないか?)
  • 臭い(胃に来るような臭い、糞臭とは違うような刺激臭がしないか?)
  • 回数(いつもより多い又は少なくないか?)
  • 量(多すぎる又は食べているのに全くしない、少なすぎではないか?)

上記に当てはまる場合腸内環境が悪化しているといっても良いでしょう。

3.ストレスについて

またこのような排泄状況の悪化はワンちゃんが受けたストレスも影響していると考えられています。

最近普段の生活環境が変わるような出来事(気温の変化、部屋飼いの場合換気不足、おやつのあたえすぎやごはんの食べ過ぎによる消化不良、一時的にペットホテルに預けていた等)や、散歩にあまり行かなくなる等運動不足も糞が臭くなる原因です。

食事を見直すことも良いでしょう。

市販のドッグフード、おやつの中には殺菌作用のある添加物が含まれている場合もあり、腸内にとって良い働きをする善玉菌を殺して悪玉菌を繁殖させてしまう場合があります。現在与えているドッグフードの添加物を調べて見ましょう。

無添加のドッグフード

そして、できる限り無添加のドッグフードを与えてみましょう。

また犬はもともと肉食なので雑食とはいえ穀物を消化することが苦手な為、穀物不使用のドッグフードを与えてみるのも良いでしょう。

人間に整腸効果を与えるヨーグルトはワンちゃんの腸にも有効です。与える場合は無糖の物を少量与えましょう。

水をあまり飲まないワンちゃんには水に少しヨーグルトを混ぜたものを飲ませれば飲みやすくなるし便秘や硬便の原因である腸内の水分不足を防ぐことが出来ます。

運動も重要

運動不足は毎日の散歩やドッグランなどで体を思いっきり動かすことが大切です。たまには部屋の中やアスファルトの上より芝生など緑いっぱいのところで思いっきり遊ばせてあげましょう。

まとめ

ペットと健やかに暮らすためには腸内環境を整えることが大切です。日々きちんと健康状態を管理すれば老犬になっても元気いっぱいに過ごすことが出来ます。人間でも環境が悪化したり、水を取らなすぎると腹痛や便秘に苦しませられるようにワンちゃん達もそれらに苦しむことがあります。

出来れば愛犬にはうんちのことで苦しませたくはないですよね。ワンちゃんは言葉を話せないため飼い主がきちんとわかってあげたり、お世話をすることが大切です。

 

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