犬と遊ぶ時に使いたい!「撃たれたふり」の習得手順

しつけられていない犬は、他人に迷惑をかけてしまうもの。 人間社会に溶け込んでもらうためにも、しっかりとしつけたいですね。 しかし、吠えてはいけない、噛んではいけない、などいけないばかりでは犬もうんざりすることでしょう。どうせ教えるなら楽しくしつけたいです。 愛犬の従順さを育むためにも、最初はお手、おすわり、などから初めて、やがてはバーンと撃たれてゴロンと撃たれたふりをさせてみたりしたいと思いませんか? この芸、意外と簡単に教え込むことができるのです。 バン(撃たれて死んだふり)やゴロンで遊びのバリエーションが増えると、よりいっそう愛犬との生活を楽しむことができますよ。 愛犬との遊びがマンネリ化してきたならば、バン、ゴロンの芸にチャレンジしてみてください。

1.楽しさがポイント。バンやゴロンの効果的な教え方

愛犬をすばやくしつけるには、楽しさがポイント。バンやゴロンの効果的な教え方はつぎのとおりです。 まずは確認です。犬との信頼関係は確立しているでしょうか。 散歩のときはリードを引っ張らず飼い主の後に従い、お手やおすわり、伏せなどのしつけも済んでいますか。 言うことを聞いたときは思い切り褒めてあげて、愛犬もお腹を見せて撫でさせてくれるでしょうか。 そこがクリアされていればあとは簡単です。 愛犬が伏せをしたときに身体を撫でて褒めてください。 犬も飼い主も楽しい気分になるように思い切り撫で回してあげます。 犬がゴロンとなってお腹を見せたときを狙って、すかさずバン、とやるのです。 それからまた思い切りお腹を撫でてあげます。 お腹が撫でられるのが大好きな犬ならば、すぐにバン、ゴロンを覚えますよ。

2.おやつを用いる教え方もあります

バン・ゴロンを効率よく覚えさせるには、おやつを用いる教え方もあります。 伏せもまだ覚えていない犬には、こっちの方がやりやすいでしょう。まずおすわりさせてからおやつを鼻先に持っていき、ゆっくりと下の方に動かしていきます。 犬の鼻がおやつについていったならば、おやつを身体の前の方に動かしてください。 犬が伏せる瞬間に伏せ、と命令します。伏せができたらおやつをあげて褒めましょう。 伏せが十分にできるようになったならば、おやつを鼻先から後方に移動させ犬が身体をひねるようにします。 ゴロリと転がってお腹を見せたところでバン、と言うのです。 うまくいったら思い切り褒めてあげましょう。 おやつをあげることも忘れずに。 何回も繰り返すうちに、バンがゴロンをする命令だと覚えて、離れれたところからでも、バン、ゴロンができるようになりますよ。
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