犬のしつけは飼い主の義務。社会性を身に着けさせる3つの秘訣

1.まだ間に合う!3つの秘訣で社会性を身に着けさせる

人間社会で生活する以上、犬をしつけして他人に迷惑をかけないようにするのは、飼い主の最低限の義務です。
しかし犬を連れての散歩姿を見ると、多くの人が犬をしつけるどころか、犬に連れられて歩いているように見受けられます。

飼い主を右に左にと振り回し、ところかまわずオシッコをかけ、中には人や他の犬に会うたびに吠えかかる犬も。
これら社会性を無視したマナー違反は、犬のせいではありません。
飼い主の責任なのです。手遅れになる前に、飼い犬に社会性を身に着けさせて、人間社会に飼い主ともども溶け込めるようにしましょう。

1つ目、外の世界に慣れさせる

子犬のころは臆病な犬も多く、車の音などにおびえて家の外に出たがらないことがあります。
飼い主もついかわいそうになって、子犬のうちは家の中だけで育てる、家の中でも十分に遊ばせてあげれば大丈夫、と考える場合があるのです。
しかし犬の社会性を身につけるには、生後13週目くらいまでが大切、といわれています。
早い時期に外に連れ出すに越したことはありません。
震えてまともに歩けないようなときには抱き上げて、外の景色をたくさん見せて上げてください。
いろいろな音を聞かせてあげてください。
最初は怖がるかもしれませんが、犬はすぐに慣れて、自分の足で駆け出すようになるでしょう。

2つ目、スキンシップをとる


飼い犬にはなによりスキンシップが大切です。
子犬の頃からたくさん遊んであげましょう。触ってあげましょう。
いつでも声をかけてあげましょう。こうすることによって犬は、ストレスをあまり感じずに育つことができます。
愛情をかけられずに育った犬は思わぬ攻撃性をあらわすことがあるのです。
叱ることもスキンシップのひとつとなります。
子犬のうちにあまり叱りすぎると、人間と友好関係が築きにくくなってしまいます。
しかし少しも叱らないと、成犬になったとき人間の指示にまったく従わないわがまま犬に育ってしまうといわれているのです。
ですから子犬が悪さをしたときには、愛情をもって適度に叱るようにしましょう。

3つ目、色々な人に会わせる

社会性を身に着けさせるにはこれが何よりも重要かもしれません。
多くの人に合わせること、たくさんの犬と遊ばせることです。
家族以外に慣れないような犬では、いざという時、獣医さんに診てもらうにも苦労してしまいます。
早い時期に大人や子ども、男性、女性、あらゆる人に声をかけてもらい、撫でてもらうことです。
相手が子どもの場合は注意しましょう。
急激な動作に犬が驚くことがあるからです。
子どもたちに声をかけて、ゆっくりと触ってもらうようにしてください。
相手が犬の場合は、最初は見せるだけ、徐々に近づくようにしましょう。
相手が良くしつけられた犬ならば好運です、遊んでもらって犬の社会に溶け込むコツを身につけさせましょう。

まとめ

いかかでしたか。子犬の段階で、社会との接点をつくってあげること、そしてコミュニケーションをとることがが大事ということがわかりました。
正しい知識をつけて、充実のペットライフを実現してくださいね。
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