1.マルチーズはおとなしくて飼いやすい
現在ではペット同伴のマンションも増えてきていますが、それでも家で犬を飼う場合出来るだけ小型でおとなしい犬種のほうが飼いやすくていいです。その小型でおとなしい性格の犬種を飼うにおいて人気を集めているのがマルチーズであり、マルチーズはイタリアを中心とした地中海付近で誕生した犬種です。
マルチーズの特徴としては見た目が白く長い毛で覆われているのと、目や鼻は黒く耳が下に垂れていることが特徴になります。
そのマルチーズが人気なのは見た目のかわいらしさだけでなく、先に言ったとおりに性格にあります。
マルチーズの性格は普段は穏やかでおとなしい性格をしており、飼いやすい理由は知性がほかの犬種よりも高いことです。
マンションやアパートでペット同伴可能といっても飼う上で注意したいのが、家の中で縦横無尽に動き回るだけでなく吠え癖や糞尿を決められたところでやらないなどの自分だけでなく周りにも迷惑がかかる行為です。
本来こういったことはしつけとして飼い主が教えてあげることが大事なのですが、初めてペットを飼う人間にとってはどうやってしつけをしたらいいのかはわからないことが多く犬にとっても飼い主にとってもストレスがかかります。
ただ元気の良い犬の多くは狩猟犬として好奇心旺盛に動き回れるスタミナがあるように配合されているからであり、基本は外で飼い家で飼うことを想定していないので当然といえば当然といえます。
2.飼い主以外の人にも慣れさせよう
マルチーズの場合はイギリス付近で室内で飼われていた愛玩犬の品種を、イタリアの船員に輸入される間に配合して生まれた犬種なのでとてもおとなしいのです。
さらに室内で飼われていることに慣れているので狭い空間に慣れていないことによる吠え癖がなく、飼い主と一緒に室内でどういう行動をしたらいいのかをすぐに理解するのでトイレの場所や寝る場所などをすぐに覚えるので飼いやすいのです。
ただしマルチーズの性格において注意点はあります。普段おとなしくて飼いやすい性格をしているマルチーズは飼い主との絆が深まれば深まるほど寄り添ってくれますが、その反面絆が深まれば深まるほど飼い主以外の存在に対して敵意を示します。
それはマルチーズにとっては飼い主が絶対的な存在でありそれ以外の存在は飼い主を自分から奪う相手と思ってしまうからで、その状態になると相手に対して吠えたり噛みつくなどの攻撃をしてしまいます。
そのため子犬から育てる場合には絆を深めることも大事ですが排他的にならないように気を付けるとともに、成犬から育てる場合には自分だけでなく周りにもしっかりと触れられる環境を作ってあげることが先決です。