【トイプードルの特徴】食いだめ習性がある?正しい食事回数は?

トイプードルには食いだめ習性があることをご存知でしょうか。
食いだめ習慣について知らないと、エサを与えすぎてしまいトイプードルの健康を害してしまう恐れがあります。
そこで、今回は、トイプードルの食いだめ習性と正しい食事回数についてご説明していきます。

1、トイプードルは食いだめ習性がある?


犬の場合にも人間と同じように満腹中枢があるため、エサを食べると満腹感を感じることができます。
しかし、犬の満腹中枢の働きは人間よりも鈍いという特徴がありますので、脳の満腹中枢が満腹感を感じるまでには少しだけ時間がかかるのです。
また、犬は食いだめの習性も持っています。
かつて犬の先祖が集団で狩りをして食料を調達していた頃「次いつ食べられるか分からない。食べれるうちに、たくさんの量を腹に溜め食べておかねば」と体が判断し、一度に大量に入る胃、および強い食欲が備わった構造に進化したそうです。

したがって、たとえお腹がいっぱいだったとしても、食べ物が目の前にあるとついつい食べ過ぎてしまうのです。
そのため、定量を与えなければ確実に食べ過ぎてしまうのです。

2、満腹中枢が鈍いため食べさせすぎに注意!

 
トイプードルは、目の前に食べ物があれば満腹感関係なしに食べてしまう食いだめ習性がありますが、満腹中枢が鈍いという特徴を持っているため、食べ過ぎると病気を引き起こす危険もあります。
そのため、食事回数を決める必要があります。
いくら欲しがったとしても、トイプードルの健康を考えて、おやつをむやみにあげすぎるのはやめましょう。
ごはんをあげると喜んで食べるので、ついついあげすぎてしまいますが、エサのあげすぎが原因で病気を引き起こします!

3、1日何回食べさせればよいの?【年齢別にご紹介】


トイプードルは、体調や成長によって1日の食事回数を決めてあげるようにしましょう。
  • 生後1ヶ月~3ヶ月の時は、離乳食を1日4食あげるようにしてください。
  • 生後3ヶ月~6ヶ月の時は、多い・少ないの差をつけて、子犬用フードを1日4回あげるようにします。
  • 生後6ヶ月~12ヶ月の時は、夜の食事量を減らして1日2回あげるようにしてください。
  • 生後12ヶ月を過ぎたら、子犬用フードから成犬用フードに変えます。食事量は1日2回です。
  • 7歳になりましたら、老犬用に切り替えるようにしましょう。
エサを食べ終わっても、まだ欲しがる場合がありますが、追加のエサをあげないようにすることが大事です。
飼い主は、ついついかわいい愛犬には甘くなり、好きなものを好きなだけ食べさせてあげたいと考えてエサを与えすぎてしまうことがありますが、食いだめ習性があるトイプードルは、お腹がいっぱいでも食べ物があればどんどん詰め込んでいきます。
たくさんの量を常に与えていると、トイプードルにとってそれが当たり前になり、いざ、食事量を減らした時に物足りなくなってしまう可能性もあります。
食べすぎることで肥満や病気になるリスクもありますので、飼い主が意識的に管理してあげることがトイプードルのためになるでしょう。

まとめ

大切な愛犬のことを考えれば、喜んでいても決まった量以上のエサをあたえてはいけないということを覚えておきましょう。
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