1.餌の与えすぎ、ワンちゃん達の健康を損ねます!
ワンちゃんが元気に過ごすためには、飼い主が食べ物に注意を払うことが大切です。
ほしがるからといって餌を与えすぎると、健康に良くない影響が出てきます。
特に人間の食べ物はワンちゃんにとって味付けが濃く、塩分も高いのでたくさん与えると健康を損ねる原因になってしまいます。
かわいいワンちゃんだからこそ、食べ物には細心の注意を払いたいものです。
ワンちゃんも人間と同じで、肥満になると心臓や筋肉・関節などに負担がかかってしまいます。
心臓病や関節炎・糖尿病などの怖い病気になる可能性もあるので、正しい食事管理を行うことが必要です。
ドッグフードを与える場合は、袋に記載されている食事量は標準犬で計算されているので気をつけましょう。
太ったワンちゃんなら標準犬より3割ほど引いた量が目安になります。
高齢犬もエネルギーの消費量が少ないので、2割から3割程度少なめにあげると良いです。
2.我が家の健康管理法
我が家のワンちゃんは1歳を過ぎているので、成犬用のカロリーで食事を与えるようにしています。
体が成長して大きくなったのでたくさん食べさせた方が良いと考えている人もいますが、これはちょっと違います。
1歳まではワンちゃんは成長期なので、幼犬用の高カロリーの食事を与えますが、それを過ぎると、成長に必要なエネルギーが少なくなってくるので、食事の量を減らすなど年齢に合わせた食事管理をすることが大切です。
また我が家では、魚のドッグフードをワンちゃんに食べさせています。
魚は高たんぱく低カロリーな上に、オメガ3脂肪酸やカルシウムなど健康な体を維持するための栄養素がたっぷりと含まれています。
食事の回数も1日2回と決めているので、どうしてもほしがる時は果物や野菜を中心にした手作りお菓子をあげるようにしています。
3.ダイエットについて
ワンちゃんのダイエットをする場合、基本となるのは食事量を減らすことです。
BCS(ボディコンディションスコア)でどのくらい肥満なのかを知ることができます。
5段階のスコアで、どのくらい減量すれば良いのかが分かり目標体重を決めやすいです。
1日に食べさせる食事量を決め、数回に分けて与えた方が脂肪が蓄積しにくいのでダイエットに効果があります。
ワンちゃんがおねだりしても、大切な家族の健康のことなので、しっかりとコントロールしてあげましょう。
適度な運動も大切で、日頃からお散歩をしているワンちゃんなら、少し距離を延ばして運動量を増やしてみましょう。