犬を初めて飼う飼い主さんのがやりがちな6つの失敗と気を付けるべき注意点とは

犬を飼い始めると、ただ愛情を注ぐだけでなく、生活の中のあらゆる面での管理が必要になります。中には犬との生活が思ったようにうまくいかず、どうすればよいのか行き詰まりを感じてしまう飼い主さんも少なくありません。ここでは、飼い主初心者さんがやりがちな失敗と対処法について詳しく解説します。

■飼い主初心者さんがやりがちな失敗

①可愛いので構いすぎてしまう

犬を飼ったことのない人が初めて犬を飼うと、可愛さのあまり必要以上に構いすぎてしまうことがあります。ある程度までなら犬と遊んだり、スキンシップをとったりして愛情を注ぐことはとても大切なコミュニケーション手段ですが、四六時中構い続けると犬にとっては大きなストレスになってしまうこともあります。

また、犬を構いすぎてしまうことで、「分離不安」と呼ばれる状況に陥ってしまうこともあります。これは、常に飼い主から構われる習慣が身についている犬が飼い主と離れてしまうことに対して必要以上に不安を感じ、しつけをしても飼い主から離れることができず、留守番などができない状態を指します。

犬とは適度な距離感を保ち、可愛がる時は思いっきり可愛がる、そうでないときは距離をとるなど、メリハリのある接し方をすることが大切です。

②可愛いので食事を与えすぎてしまう


犬がきちんと飼い主の言うことをきけたときなどにおやつをあげてほめてあげることは、犬との大切なコミュニケーションです。しかし、犬がおねだりしてくるからといって食事やおやつを与えすぎてしまうと、思わぬ病気の原因となってしまう場合があります。

特におやつを与えすぎるとカロリーのとりすぎになり、肥満体型になりやすくなります。太っているくらい問題ないだろうと考える方もいるかもしれませんが、犬の肥満はさまざまな病気の原因となります。たとえば、ダックスフントなどの足が短い犬種が肥満体型になってしまうと増加してしまった体重を支えるために足腰に過度な負担がかかり、神経の異常やヘルニアを引き起こしてしまうこともあります。また、人間と同様に、肥満体型になると糖尿病を発症しやすくなってしまいます。

犬の食事は、基本的にはドッグフードの栄養だけで十分です。おやつはあくまで嗜好品やごほうびとして考えましょう。

③眠る場所とトイレをまとめてしまう


犬用にサークルやケージを用意する場合に、なんとなく人間の家のようなイメージで寝る場所とトイレを一か所にまとめてしまう方も多いですが、できれば寝る場所とトイレは分けて設置したほうがよいでしょう。

寝る場所とトイレが同じ場所にあると、犬によってはトイレで寝るようになってしまうことがあります。犬がトイレで寝てしまう習慣を身に着けてしまうと毛が汚れやすく、臭いの元になってしまいます。
子犬のうちは問題ありませんが、成犬になってトイレの場所をきちんと認識するようになる前にトイレと寝る場所を分け、しっかりとトイレトレーニングを行うことが大切です。

④犬だから歯磨きはいいかと省いてしまう


犬の歯磨きを怠ると、人間と同じように歯周病にかかってしまいやすくなります。3歳以上の犬の80%以上は歯周病になっているというデータもあるほどです。

食事をして歯に歯垢がたまっていくといずれ歯石となり、歯石によって歯垢がさらにたまりやすくなるという悪循環に陥ります。人間の歯では歯垢が歯石に変わるまでに20日ほどかかりますが、犬の場合はわずか3日ほどで歯垢が歯石に変化するといわれています。歯周病は歯垢や歯石の蓄積によって発生する病気ですので、犬は人間よりも歯周病になりやすいといえます。

放置すると手術が必要になってしまうこともありますので、毎日歯磨きをして歯周病を予防してあげることが大切です。

⑤犬の病気についてあまり知らない

犬と暮らすということは、犬の命を預かる立場になるということです。犬の健康や病気について、何の知識も持たないのはあまりに無責任であるといえるでしょう。生き物の命を預かる立場として自覚をもち、最低限の知識を蓄えておくようにしましょう。

犬の病気もさまざまですが、重大なものではがんや心臓病、腎臓病など生命にかかわるものも数多くあります。日頃から犬の生活習慣に気をつけ、病気を未然に防ぐことを意識しておきましょう。また、日々犬の様子をよく観察し、異変を感じたら獣医師に相談することが大切です。

⑥犬が食べてはいけない食材をあまり知らない

病気についての知識と同様に、犬が食べてはいけない食材についての知識もきちんと身に着けておきましょう。台所にあった食材を犬がうっかり食べてしまい、重篤な障害の原因となってしまうこともあります。特にネギ類やニンニクは溶血性貧血などを引き起こすことがありますので、犬にとってはもっとも危険な食材であるとされています。

すべてを把握しておくのは困難かもしれませんが、ネギやニンニク、生の肉や魚など代表的なNG食材はしっかり覚えておくことが大切です。

犬と暮らすためには、寝床やトイレの整備、食べ物、病気など、さまざまなことについての知識を蓄えておくことが大切です。初めから何もかもを完璧にこなすことは難しいですが、犬をできるだけ長く、健康で快適に過ごさせてあげるためには何ができるかをきちんと考えておきましょう。

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