愛犬とドッグスポーツを楽しもう!「フリスビードッグ」に挑戦!!

愛犬とドッグスポーツを楽しもう!「フリスビードッグ」に挑戦!!

日本でもここ最近注目が集まっているドッグスポーツ。ドッグスポーツと一言でいってもその種類は実に様々です。

ドッグスポーツは愛犬と一緒に楽しむことができ、さらに絆を深める効果も期待できます。今回はそんなドッグスポーツの中でも人気の高い「フリスビードッグ」にについてご紹介します。

1.ドッグスポーツの種類

最近では様々なドッグスポーツの大会などが各地で開催されています。ざっと一例をご紹介します。難易度は筆者の愛犬(1歳4ヶ月オス、スワレ・マテ・コイ・ハウスができるレベル。落ち着きがない、すぐにワタワタするタイプ)が実際にやった場合を考えてみました。

ドッグスポーツの種類

.フリスビードッグって?

フリスビードッグの始まりは、 19748月アメリカ・ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われていた大リーグの試合中に起こった出来事がきっかけと言われています。アメリカで爆発的な人気となったフリスビードッグは、企業のスポンサー提携の後押しを受けフリスビードッグ選手権が開催されるほどまでに知名度が上がりました。

 日本にフリスビードッグの公式団体が作られるのはアメリカで歴史的出来事が起こってから実に 20年後の 19947月のことです。

フリスビードッグ団体「日本フリスビードッグ協会」では日本での大規模なフリスビードッグ選手権を開催するなど大会を通じてフリスビードッグのたくさんの魅力を伝えています。

ちなみに、アメリカでの出来事にならって日本でも 1995年に日本プロ野球オールスターゲームの試合中に、日本のフリスビードッグたちが演技を披露するというパフォーマンスも行われています。その模様が全国に生中継されると、一気にフリスビードッグの魅力が日本国民に知れ渡り、生中継が終了後も様々なメディアや CMで取り上げられ話題となりました。

そのおかげで、日本フリスビードッグ協会の会員は急速に増加し、日本でも欠かすことのできないドッグスポーツのひとつとなりました。

フリスビーディスクを投げて犬がそれをキャッチするという、とてもシンプルなスポーツですがフリスビーディスクを通して、飼い主と愛犬が共に遊ぶことができるスポーツとして人気となっています。

3.しつけにも有効なフリスビードッグ3つのメリット

フリスビードッグの3つのメリット

フリスビードッグの魅力は、飼い主と愛犬が一緒になって遊ぶことができる点が一番にあげられますが、それだけではありません。

フリスビードッグを通して信頼関係の向上をはかることができる上にしつけまでできてしまうというたくさんの魅力が詰まっているのがこのスポーツの最大のメリットといえます。

メリット1:愛犬との信頼関係が向上する

フリスビードッグをすることで飼い主と愛犬との間に一体感が生まれます。

飼い主がフリスビーを投げるタイミングや飼い主の動きをよく観察してフリスビーディスクをキャッチする愛犬の行為は、信頼関係とコミュニケーション能力を向上させるのにピッタリです。

最初のうちは掛け声をかけて行うのが一般的ですが、上級者になるとアイコンタクトで OKというほどまで信頼関係がアップしていきます。

メリット2:フリスビーディスクがあればどこでも遊べる

フリスビーと聞くと、広いスペースでというイメージがあるかと思いますが、実は、広いスペースがなくても遊ぶことができる!という点がフリスビードッグの魅力のひとつでもあります。

意外と思われるかもしれませんが、ちょっとした場所が確保できればフリスビーディスクを使って遊ぶことができます。遠くに投げることができなくてもワンちゃんにとっては十分楽しめますし運動にもなります。

メリット3:しつけになる

フリスビードッグにはマテやお座りといった基本的なしつけが含まれていますが、ほかにもしつけ要素が含まれているのです。

そのひとつが「もってこい」です。フリスビードッグはキャッチとリリースが出来ていなければ成立しないスポーツです。投げたフリスビーディスクをキャッチして持ってくる必要があります。

フリスビーディスクを使って「もってこい」のトレーニングを行えば、「もってこい」もフリスビードッグも両方できるようになるという一石二鳥な効果が期待できます。

4.3種類の競技内容

競技は主に 3種類に分けられます。難易度や美しさを競うものなど特徴がそれぞれで決められています。

ディスタンス

決められた時間の中で、犬がフリスビーディスクを何回キャッチできたのかを競います。何回キャッチできたのか、どのような状態でキャッチすることができたのかも採点対象になります。 1頭ごとに採点が行われる仕組みとなっていて、犬が空中でフリスビーをキャッチできた場合にはより高いポイントを獲得できます  

ロングディスタンス

フリスビーを投げた場所からキャッチした場所までの距離を競います。もっともシンプルな競技として、一番人気で馴染みのあるスポーツです。

フリーフライト

90秒間の音楽に合わせて 5枚のフリスビーを自由に投げて演技の美しさを競うもっとも難易度の高い競技です。技の正確性や成功率、ジャンプの高さなどが判定基準になります。

5.フリスビードッグの練習方法


フリスビーを追うシェルティー

フリスビードッグに肝心なのはキャッチ&リリースです。

これを学習させないことにはどうやっても続けて遊ぶことができず、満足にフリスビードッグを行うことができません。

ステップ1:布製のディスクからスタート  

フリスビーディスクは慣れていないと投げること自体が難しくキャッチもしにくいので初心者がはじめからプラスティック製のフリスビーを使うのはおすすめできません。

最初は、布製ディスクを使用します。まずは、布製のディスクの存在に慣れることから始めてください。

ステップ2:キャッチとドロップを教える

布製のディスクに慣れたら、布製のディスクを咥えさせます。「キャッチ」と声をかけて咥えさせ、咥えたら褒めます。これを繰り返し行い、キャッチを覚えさせます。

キャッチが出来たら、ドロップです。咥えたディスク「ドロップ」と声をかけて放させます。放したら褒めます。これも繰り返し行います。

こうすることでキャッチとリリースを覚えさせます。

*一般的にフリスビードッグのコマンド(指示)はゴー(行け)・キャッチ(取れ)・カム(来い)・ドロップ(放せ)ですが、普段、飼い主さんが出している指示の出し方でトレーニングを行ってください。

ステップ3:ターンを教える

飼い主さんがコマンドを出した後に、ワンちゃんが飼い主さんの周りを1周回ります。キャッチの際の助走となる動作で、ターンと言います。

ターンのトレーニングは、ボールや投げやすいおもちゃを使用して行います。

まず、ボールをみせて「ターン」と声をかけを行い、そのまま飼い主さんの後ろにボールを投げます。この際、飼い主さんの身体は正面を向いていてください。

だんだんと、真後ろではなくななめ左後ろにボールを投げるようにします。

これを繰り返すと、ターンというとワンちゃんが飼い主さんの右側を通ってななめ左後ろに走っていくようになります。走りにいったらボールを前に投げます。

飼い主さんの右側を通って後ろに向かったワンちゃんが前に走っていくように繰り返しトレーニングを行います。

ステップ4:ディスクのキャッチ

まずは布製のフリスビーディスクでトレーニングを行います。ターンと声をかけ、ワンちゃんが前に走り出したタイミングと同時に、布製のディスクを転がします。

ワンちゃんが転がっている布製ディスクを走りながら咥えられたら褒めましょう。そして、「カム(来い)」と声をかけ、戻ってくるように指示を出します。

しっかりと咥えたまま戻ってこれたら褒めちぎってください。転がすところからスタートし、慣れてきたら投げてみましょう。

ステップ5:プラスティックのフリスビーディスクに挑戦

布製のディスクで一連の動作ができるようになったら、プラスティックのフリスビーディスクを使用してみましょう。最初は転がしてながら慣れさせましょう。

公園などで練習される際には、周りの人に当たらないように配慮してください。

6.フリスビードッグはどんなワンちゃんでもできる?



フリスビードッグは基本的にはどんな犬種でも楽しめるドッグスポーツといわれています。しかし、実際には向き不向きがあります。

もともと運動力抜群の犬種であればフリスビードッグも簡単にできると思われがちですが、競技に向いているという点からみれば限定されてしまいます。運動力が高く、飼い主の指示をきく能力が高い犬種がフリスビードッグに向いているといえます。

フリスビードッグに向いている犬のイラスト

一般的に向いているといわれている犬種は、ラブラドールレトリーバーやゴールデンレトリバー、ボーダーコリー、ジャックラッセルテリアなどがあげられます。 逆に向いていない犬種はブルドッグやセントバーナードです。

フリスビードッグに向いていない犬のイラスト

ブルドッグは鼻の位置が低いためフリスビーをくわえること自体が非常に犬にとって難しい行為となります。無理に遊ばせようとすると口を怪我したり、そのせいでフリスビーを怖がってしまう場合もあるので注意が必要です。

セントバーナードは超大型犬で走るのが苦手な犬種です。こちらも無理に遊ばせるのはやめましょう。

 犬にはそれぞれ向き不向きがありますが今回紹介したのはあくまで一般的な特徴なので参考程度として頭にいれておきましょう。

フリスビーに向いているからといってすぐにやりかたを覚えるというわけではありません。向いていない犬種でもフリスビードッグを楽しむこともあるので、コミュニケーションをとって楽しくプレーすることが大切です。

まとめ

ドッグスポーツの一貫であるフリスビードッグについてご紹介しました。手軽に始めることができるフリスビードッグはしつけの要素もしっかりと入っているので、パピーのトレーニングとして取り入れてみるという方法がオススメです。

短頭種のワンちゃんや走ることが苦手なワンちゃんの場合には、楽しめる範囲で取り入れるという工夫をしてくださいね。

協議会なども開催されるスポーツですが、ワンちゃんが楽しくチャレンジできるという点を重視するようにしてください。出来た時には飼い主さんがしっかりと褒めて成功体験をたくさん積ませてあげてくださいね。

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