【ペットとお出かけ特集】車で長距離旅行に行く時の4つのポイント

夏本番となり、夏休みを利用して愛犬と車で旅行しよう!お考えの飼い主さんもいらっしゃると思います。今回の記事では、車でワンちゃんと長距離旅行に出かける際に注意したいポイントについてまとめています。参考にしてみてください!

ポイント1 ★ 車内では安心感を

犬を車に乗せる際には、『安心感』を与えてあげることは必須です。

犬にとって車とは『不思議な箱』のようなものなのです。車旅行に愛犬もつれていく場合などは、ここにいても怖くはないよという安心感と、車で移動することは楽しい!と思ってもらうことが必要です。

日頃、ワンちゃんが使用している毛布やタオルなども一緒に持っていくようにしましょう。また、キャリーやクレートなどワンちゃんが落ち着いて過ごせる場所を用意することも大切です。

【初めての車移動の場合の注意点】


初めての車移動の注意点

初めて、車での長距離旅行に挑戦する!という場合は、まず、ワンちゃんが車に慣れているかどうかが重要になります。車慣れが出来ていないワンちゃんの場合、嫌がる可能性が十分考えられます。そのためにまずは、 慣らす ということから始めましょう。

最初は、自宅周辺を少しの時間だけ移動し、吠えたりしなければ褒めてあげてください。それから徐々に距離を伸ばしていき、車旅行に臨むようにしましょう。

ワンちゃんを乗せての車移動は特に安全運転を心がけてください。急ブレーキや急発進など、ワンちゃんにとって怖い体験になってしまうと車嫌いな子になる可能性も。もちろん、飼い主さんだけの運転も安全第一です!

ポイント2★車内の環境はしっかりと整えて

犬と人間とでは快適と感じる温度に差があることを知っていますか?このことを知らない人は、実は意外と多いのです。

ワンちゃんの理想の室内温度

上記の表のように、被毛の種類によっても適温目安は変わります。もちろん、個体差があるので、何℃がベストということはありません。しかし、暑さに対しては、あきらかに人間よりも弱いです。そのため、夏場の車内温度は特に注意が必要です。

エアコンを止めた車内の温度変化

ちょっと車を離れるだけだから大丈夫でしょうと、夏場の車内の温度はあっという間に上昇します。また、エアコンを使用した場合は車内の空気が乾燥してしまいますので、こまめに水分補給をさせてあげることも注意事項として認識しておいてください。特に水分補給は脱水症状防止にもなりますので、忘れずにしておいてください。

また、犬の嗅覚は人間の 100万倍以上とも言われています。芳香剤・ガソリン・たばこなどの臭いなど極力改善してあげましょう。飼い主さんの匂いがついたものなど、ワンちゃんが安心できる匂いのするものを近くに置くという方法も効果的です。

ポイント3★休憩はこまめに

休憩の間隔

人間も長時間車に乗っていると疲労を感じますし、外に出て背伸びをしたり、外の空気を吸ってリラックスしたくなりますよね。それは犬にも同様です。

ましてや車には犬専用の座席があるようなことはありませんので、犬にとっては不安定な環境で長時間揺れながら移動していることになり、ストレスを感じやすい環境になっているのです。そのため、人間よりもこまめに休憩が必要となります。

具体的には 12時間ごとに、 20分から 30分の休憩が必要と言われていて、車に酔いやすい犬であればもう少し多めに休憩をとってあげることが必要になってきます。

実際に車旅行に行く際には、事前にサービスエリアや休憩スポットの位置を確認しておくことをオススメします。そして時間には十分余裕を持って行動するようにしてください。

 最近ではドッグランのあるサービスエリアもありますので、そういったところを事前に調査しておき有効活用すべきです。

また、その際に『おしっこ』もさせておいてあげると安心ですね。排泄したいという合図に気付いてあげられるように、こまめに様子をチェックしておいてあげてください。

ポイント4★ワンちゃんの安全のために

ワンちゃんの持ち物も忘れずに準備する必要がありますが、車内でワンちゃんが安全に過ごせるように、ドライブグッズをご紹介します。

ドライブボックス

クッションなどの緩衝材が使用されています。ボックスを組み立てて、車のシートベルトと付属のベルトを固定すれば良いので、取り付けも簡単です。

ワンちゃんの飛び出し防止のためのベルトもついています。

ソフトキャリー

柔らかい素材で作れた簡易クレートです。素材的にも軽いため、移動がし易いという点があります。しっかりとクレートトレーニングがされているワンちゃんであれば、日頃から

ソフトクレートを使用しておくことで、車で使用するときにも、ワンちゃんの匂いがついていて安心できます。

ワンちゃん用のシートベルトなどのグッズも販売されていますが、クレートやキャリーなど、体全体をしっかりと保護できるアイテムをおすすめします。

まとめ

今回の記事では、車での長距離移動の際に抑えておきたいポイントをご紹介しました。ワンちゃんと色々な体験をしたいというのは、飼い主さんなら誰もが思う願いだと思います。色々なことを楽しく経験するためには、小さいうちから色々な体験をさせるということはとても重要になります。

もし、あなたが、ワンちゃんを迎え入れたばかりの飼い主さんならば、小さいうちに1つでも多くの体験をさせてあげてくださいね。それによって、ワンちゃんが楽しいと感じることが多くなりますよ!!

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