【ペットとお出かけ特集】猫に留守番させて旅行するには

猫を飼っていたとしても、2泊3日程度の旅行などで家を空けることがあるかもしれません。もし、一人暮らしをしていたり、その旅行が家族全員で行くものであったりして、家の中に猫しか居ない状況であればどうすれば良いのでしょうか。猫を留守番させるにあたって注意しなければならないことがいくつかあるので、それらを守って猫を大切にしてあげましょう。 

★猫の留守番は2日までをおすすめ

猫は一人であってもきちんと留守番を出来る動物です。ただし、2日までを目安にしましょう。そして、事前準備も怠らずにしなくてはなりません。まずはキャットフードを準備しておくことです。そのまま置いておくと、飼い主がすぐにまた足してくれると思い食べ過ぎてしまいます。そうなると最後の方には無くなり空腹状態を作ることになってしまいます。それを防ぐために出来ればタイマー設定により自動的にキャットフードが出てくる自動給餌器を使うようにしましょう。この時に用意するキャットフードはドライフードが理想的です。もし、保冷機能があるのであればウェットフードも入れると良いでしょう。

同じように水も自動給水器を使うことをおすすめします。もし、お皿に入れるのであれば3つ以上は用意しなくてはなりません。なぜなら猫が水をこぼしてしまう可能性が高いからです。
また、トイレも2個ほど増やしておかなければなりません。留守中にトイレを掃除してあげることが出来ず、すぐに汚れてしまいます。そうなると他の場所で排泄をしてしまうかもしれないので、事前にきちんとした場所で排泄出来るようにしておきましょう。

このようなことに加え、室温を調整してあげることも大切になります。特に夏場は熱中症にかかる可能性があるので要注意です。そのためエアコンのドライ運転か28度ほどに設定をしてつけておきましょう。電気代がもったいないと思うかもしれませんが、扇風機では不十分なため、猫の命を守るためにもきちんとつけておいてください。

冬は布団を用意してあげて、すぐに潜れるようにしといてあげれば大丈夫です。こたつは火事などの危険があるので間違っても使用しないでください。

その他にも猫の安全を守るために危険なものは片付けておき、猫の身になって事前準備をしておきましょう。おもちゃなどを用意しておくと猫は喜び、退屈をしのぐことも出来るでしょう。
このように事前に準備をしておいてあげれば2日までなら問題なく留守番をします。

★3日以上できる猫もいるかもしれないが

3日以上留守番可能な猫もいるかもしれません。けれど、猫は飼い主がなかなか帰って来ないことに対して不安を抱きます。また、何らかの事故や病気にかかってしまっている可能性もあります。そうならないためにもきちんと様子を見なければなりません。なので、3日以上家を空ける場合は他の方法を使うようにしましょう。 

★猫の預け先は?

猫を預ける場合であってもいくつかの選択肢があります。特に猫は家から離れることに対して極度のストレスを感じます。そのため、ペットホテルに預けるよりも誰かに家に来てもらって面倒をみてもらうというのが最善の選択肢になります。では、誰に来てもらえばいいのでしょうか。その人によって猫の感じ方も変わってくるので、その猫に合った人を選ぶようにしましょう。 

・日ごろから猫を知っている家族

家族であれば猫のこともよく知っているでしょう。猫も違和感なく受け入れるはずなので面倒をみてもらうのには非常に適しているでしょう。 

・日ごろから猫を知っている友人

家族同様、日ごろから猫を知っている友人であれば猫も安心して過ごすことが出来ます。事前に注意点をよく伝えておき、万が一何かが起こった場合はすぐに連絡を取れるようにしておいてもらうことが大切です。 

・ペットシッター

ペットシッターは普段知らない人がいきなり現れることになるので猫はストレスを感じやすくなってしまいます。また、飼い主としても留守中に他人に家に入られるというのは不安でしょう。そのため、どうしてもペットシッターに頼む必要が出てきた場合は出来れば知り合いに紹介してもらい、信頼できる人を選ぶことが堅実です。
 
猫はある程度の期間であればきちんと留守番をすることが出来ます。けれど、万が一何かが起こるということはあり得ます。きっと飼い主はとても心配になるでしょう。もしかするとずっと猫のことを気にかけていて旅行を楽しめないということもあるかもしれません。それは猫を愛している証拠です。その愛する猫を守るためにきちんと留守番させる準備をして行きましょう。そして、旅行から帰ってきたらたくさんかまってあげて、愛情を注いでください。
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