昔の人なら、犬に歯磨き・・?とびっくりされるかもしれませんが、病気の予防のためにもとっても大切なことなんです。
でも、もう既に成長している子や、気が強い子は、歯磨きを嫌がってしまうかもしれません。
そんなワンちゃんたちのためにデンタルガムや歯磨きシートなど、様々な便利なグッズが発売されていますが、今回は「犬の液体歯磨き」を紹介します。
1.歯周病チェック
歯磨きが嫌いだからと放置してしまうと、歯周病をになってしまいます。
口臭や歯茎の出血が見られたら、もう既に歯周病になっているかもしれません。
2.液体歯磨きの効果とは
液体歯磨きを使うことでワンちゃんの口内の雑菌を殺し、歯垢が付きにくい歯になります。
今ついてしまっている歯石をこれ以上増やさないために使用したり、ペットサロンで歯磨きしてもらった後や、動物病院での歯石除去のあとで使用するのも効果的でしょう。
また、時間がない日に手軽にできるサポートアイテムとしてもおすすめです。
3.液体歯磨きの使い方
液体歯磨きには2種類あります。
①ミスト・スプレータイプ
お口にシュッ!っと吹きかけるだけのアイテムです。
製品によりますが、大抵は朝晩の2回、ワンちゃんのお口の中にプッシュするものが多いです。
歯につけようとしなくても、唾液で口内に広がってくれるのでとっても簡単。
使用した後にガーゼなどでふき取ってあげるとなお効果的でしょう。
②お水に混ぜて飲ませるタイプ
お水の中に規定の量を混ぜておくたけのアイテムです。
ペット多頭飼いされている方は、かなり歯磨きの手間が省けるのではないでしょうか。
口臭に効くものが多く、ミストやスプレータイプのものと同様で、使用後にガーゼなどでふき取てあげるとより効果が実感できます。
4.注意点
お手軽にワンちゃんの口臭を予防できる液体歯磨きですが、注意点があります。
それはブラシと異なり、すでに付いてしまった歯垢や歯石を除去することができないことです。
ついてしまった歯垢や歯石は、雑菌だけでなく、口臭の原因となります。
また、歯垢を除去しないと、口臭を繰り返すばかりか病気の原因となってしまうでしょう。
その場合は手間ですが、歯ブラシを使って歯垢を取ってあげてください。
自分では難しい場合は、ペットサロンや動物病院で歯磨きをしてもらうこともおすすめです。
5.まとめ
液体歯磨きは、歯ブラシが苦手なワンちゃんでもストレスなく歯磨きができますし、時間短縮にもつながります。
すでに付着した歯垢や歯石を取ることはできませんが、口内環境を改善する”サポート”として大活躍してくれるアイテムです。
可愛い愛犬の健康のために、一度検討してみてはいかがでしょう。