我が家のネコを男の子にするか、女の子にするべきかは、悩みどころだと思います。それぞれに違いはあるものの、一般的に男の子の猫は、甘えん坊でやんちゃ、雄々しい行動的な面も見られます。対する女の子はおとなしく控えめ猫らしく自分のペースを守る傾向にあります。どちらの猫があなたと果たして相性がいいのか見極めてから決めることにしましょう。
★オスの代表的な性格
一般的にいわれているのが、やんちゃで遊ぶことが大好き、好奇心に加えて行動的なのが特徴です。猫と一緒になって遊びたい、猫とのコミュニケーションを積極的に取りたいと考えている方に向いています。
★メスの代表的な性格
一般的にはクールで、しっかりした性格の猫が甘えん坊のオスに比べて多く目立ちます。気分屋さんで、意外に自己主張の強いちょっとわがままなところがある猫ちゃんも多くいるようです。猫本来の姿を思わせるミステリアスなコミュニケーションをともに楽しみたい方に向いているのかもしれません。
一般にオスよりも運動量は多くはないといわれています。
一般にオスよりも運動量は多くはないといわれています。
★ミックス猫の代表的な性格
白猫
白猫は神経質な性格であまり人なつっこくない猫が多いといわれています。気高くふるまうところがあるのも特徴です。しかし、ずっと飼っていれば白猫ならではの愛らしいしぐさやかわいらしい魅力を発見することができます。また左右の目の色が違うビー玉の様な透き通った目の色を持つ白猫を時々見かけますがこのような目はオッドアイといいます。青い目の側の耳が難聴であることが多いといわれています。白猫の中には赤い目を持つ子もいます。アルビノという現象でメラニン色素が作れないことが原因でレッドの目になるといいます。何といっても白猫はミックス猫には見えない高級感があり雪のような純白がきれいで魅力的です。
黒猫
黒猫は一見してクールな雰囲気がありますが比較的穏やかな性格の子が多いと言われていて人懐っこい性格も特徴です。黒猫も全身黒い猫は少ないと言われます。黒猫といっても、体のどこかの箇所に必ず白いところがあったりします。黒猫によってはお腹の部分や額の部分だけ白い色だったりする子もいます。でも中には全身余すところなくブラックの生粋の黒猫もいます。以前はよくない事の前触れといわれていましたが、近頃では黒猫を見かけるとラッキーという説もあります。黒い被毛に猫独特の大きな瞳が映えて可愛らしさがあります。
ハチワレ猫
どちらかといえば人慣れしやすく穏やかな性格です。一方で協調性も豊かで元気いっぱいで物おじしないところもあるので飼いやすいのも特徴です。八割れ部分は猫の模様よって違いがあり、額を中心に広めに割れている子や、狭く割れている、前髪の様になっているなどユーモアに富んでいます。いたずらをしても何故か憎めない性格と猫ならではの甘え上手なところもある可愛さがあります。
★茶トラの代表的な性格
茶トラ猫はいたずらっ子で活発な性格の子が多いです。お坊ちゃんの様にのほほんとして見た目もかわいくマーマレード色がトレードマークです。遺伝の関係で茶トラの8~9割とほとんどがオス猫といわれています。全身が茶トラというのはめずらしく、だいたいおでこや、お腹手足など1部白い部分がみられます。茶と白のコントラストも鋭さがなくやさしい感じがしてどの模様の組み合わせも愛らしさがあり茶トラの人気の理由が頷けます。
★三毛猫の代表的な性格
三毛猫は遺伝子の関係でほとんどがメス猫です。女の子の猫の代表格とあって子猫の時のままお姫様のような性格の子もいるようです。かといっていつまでも可愛いお姫様のままではなく気の強さも秘めており、頭も良く自立心もあるなかなかしっかり者で可愛い猫です。
★キジトラの代表的な性格
日本猫の元祖と言えばキジトラ猫です。性格的には賢く用心深いところがあります。またこちらのキジトラの基本模様から突然変異で現在の様々な日本猫が誕生したといわれています。またキジトラといっても色味は微妙に違いがあり、焦げ茶色のキジトラや、灰色のキジトラは街でもよく見かけます。庶民派カラーですがなかなか愛嬌もあり、猫本来の愛らしさがあって飼いやすい猫です。特に子猫時代はお人形のようにキュートで猫好きの方にはたまらない必見の可愛らしさがあります。
★まとめ
オス猫とメス猫の性格の違いは人間同様にやはりそれぞれに違ってきます。性別に関してはご自分の雰囲気に合った子を家族に迎えることをおすすめします。この模様の猫は必ずこういう性格というものではなく、あくまでその傾向にあるということです。また、日本猫も、様々な模様の子がいますが、どの子も個性にあふれ猫ならではの大きな瞳がチャームポイントになっておりこのうえない可愛いらしさがあります。またミックス猫のもう一つのいいところは基本的には体が健康で丈夫といわれています。犬と違って協調性をものともしないマイペースなところもあるのですがまたそれも猫らしさなのだといえます。是非猫とのコミュニケーションを楽しみ、日々の生活で彼らの不思議な魅力を発見しながらどの子も大切にお世話してください。