犬が知らない人への吠え癖がある!留守番中に無駄吠えをする!

愛犬に吠え癖があっては、安心して家でお留守番がさせられません。

ここでは吠えてしまう理由と、対策について解説します。

1.愛犬に知らない人への吠え癖がある!

犬が知らない人に吠えるのは、知らない人は自分の命を脅かす存在だと考え、警戒しているからです。
たいていの人は吠えている犬にわざわざ近づいていこうとはせず、距離を取ろうとします。
しかしこれは、犬に「吠えたら敵が離れていった」という間違った成功体験を積ませることになってしまい、より吠え癖が酷くなってしまう原因となります。
犬が知らない人に吠えるのをやめさせるには、「知らない人が近づくと良いことが起こる」という学習をさせるのが効果的です。
例えば知らない人が近づいてきたときに、犬が吠え始める前におやつなどのご褒美をあげましょう。
タイミングが難しいかもしれませんが、決して吠えたあとに与えてはいけません。
吠えたあとに与えると、「吠えると良いことがある」と学習させることになってしまうからです。
ただこのトレーンング方法は、すぐに効果が出てくるわけではありません。
それなりの期間、続けていく必要があります。

 

2.自分の犬が留守番中に無駄吠えをする!

犬の祖先は集団で生活することが多かったため、一人ぼっちでいることが苦手だと考えられています。
事実、飼い主が出かけてしまうと無駄吠えをする犬はとても多いです。
留守番中の無駄吠えをやめさせるには、不安や寂しさなどを解消してあげる必要があります。
方法は様々ですが、例えばテレビやラジオをつけておくという方法があります。
家中がしんと静まっているよりも、音が聞こえたほうが不安が軽減されることがあります。
また普段からケージを使用しているのなら、留守番のときはいつもより少し広めのケージに入れてあげると効果的です。
さらにおもちゃをケージの中に入れておいてあげると、犬の意識がそちらに向き、ストレスや寂しさが軽減されます。
帰宅後は、大げさなくらい犬を褒めてあげましょう。
こうすることで、少しの時間一人ぼっちになっても、飼い主が帰ってきて構ってくれるのだと学習させることができます。
これは、定期的に繰り返し行ってください。
犬は知能の高い生き物ですから、何度も行うことで留守番上手になっていきます。

 

3.まとめ

犬の吠え癖は、多くの飼い主が頭を抱える問題です。
どんなに賢い犬種を選んだとしても、飼い主が適切にしつけをしなければ無駄吠えはなくなりません。
一朝一夕でどうにかなるものではないので、根気強く取り組んでいきましょう。
どうしても手に負えないようであれば、プロのドッグトレーナーに依頼するのも一つの手です。

 

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