マンチカンはどのくらい成長する？マンチカンの特徴を紹介します！

１．マンチカンってどんな猫？

ボディタイプはセミコビーという、四肢・胴・しっぽがやや長いタイプでコビーと同じようにがっしりといています。

２．マンチカンの身体的特徴は？

マンチカンの大きな特徴となる部分はやはり短い四肢です。短い足でちょこちょこと動く姿は悶絶するほど可愛いです。

そんな、かわいい短足マンチカンですが、実は足の短い子は全体の２～３割で、残りの７～８割は長足や中足と言われる、一般的な猫の四肢の長さに近いタイプです。

長足や中足タイプのマンチカンの方が、短足マンチカンよりも大きく成長する傾向にあるようです。短足マンチカンは、大人になってももちろん短足です！！

マンチカンは、他の猫に比べると小型なタイプです。大人になっても体重が2.5 kg～4.5kgと軽い子が多いです。

３．マンチカンの性格的特徴は？

マンチカンは、人懐っこく明るい性格をしています。遊ぶことも大好きです。好奇心旺盛なのですが、臆病な性格も持ち合わせています。

そのため、しつけをする際に、怒りすぎると恐怖を覚えてしまいます。嫌がっていることを、無理やりやると、飼い主さんにも、嫌悪感を覚える場合がありますので、気を付けましょう。

常に優しく接してあげることが大切になります。

４．マンチカンを飼う時のポイント

クリクリしたかわいい”おめめ”、短いのにちょこちょこ動く足、魅力に取り憑かれて家族として迎え入れることになったら、マンチカンのために覚えておいていただきたいポイントがあります。

マンチカンはとっても怖がりな一面があります。飼い主さんが激しく叱ると、飼い主さんは敵だと思ってしまう可能性があります。叱る時は冷静に、根気強く何度も教えていくようにしましょう。

マンチカンに限らず猫はきれい好きな子が多いです。特にトイレは常にキレイにしておきましょう。トイレが汚れていると他で排泄をするようになる可能性があります。

四肢は短いマンチカンですが、筋肉はしっかりと発達しています。木登りやジャンプも得意です。

動くことが大好きな子が多いので、キャットタワーなどを使用して、たくさん運動できる環境を整えてあげてください。

マンチカンは、長毛種も短毛種もどちらも存在します。長毛種であれば１日２回、朝と夜にコームとブラシでケアしましょう。短毛種の場合は１日１回のブラッシングで OKです。

ブラッシングは毛並みを整える以外にも、血行の促進や汚れを落とす効果もあります。コミュニケーションの一貫として、子猫の頃から慣らしてください。

５．マンチカンがかかりやすい病気

（１）ヘルニア

四肢が短いという骨格上の特徴から、ヘルニアになりやすい傾向にあります。特に、太りすぎると足への負担も大きくなるため、ヘルニアのリスクが高まります。

去勢や避妊をしている子は太りやすい傾向にあるので、体重管理はしっかりと行いましょう。

（２）毛球症

毛づくろいの時に飲み込んだ毛が消化管の中で毛玉になってしまう状態です。症状としては便秘になる食欲が無くなるといった点があげられます。

６．ミックスでも可愛いマンチカンのミックス

純血種のマンチカンと別の猫を交配したマンチカンミックスも人気です。

マンチカンミックスの場合、ボディタイプはマンチカンに近い傾向にあり、被毛などその他の特徴が交配される猫の特徴部分が現れるというタイプが多いようです。

（１）ミヌエット

ペルシャやチンチラなどペルシャ系の猫とマンチカンを交配させたミックスちゃんです。ペルシャ系の被毛の短足ちゃんが多いです。もふもふで短足・・・可愛すぎですね。
＊写真はチンチラの子猫です♥

（２）マンチカール（キンカロー）

マンチカンとアメリカンカールを交配させたミックスちゃんです。アメリカンカールの特徴である不思議な形のお耳の短足ちゃんが多いです。

また、アメリカンカールのように尻尾がふわっとしたタイプもいます。＊写真はアメリカンカールです♥

（３）スクーカム

マンチカンとラパームを交配させたミックスちゃんです。ラパームの特徴の巻き毛の短足ちゃんです。一瞬、ボサボサな感じがしますが、そこが可愛いです。

まとめ

短足が特徴のマンチカンですが、実は短足ちゃんの方が少ないというのちょっと意外ですよね。マンチカンは、純血種の中でも個体差が出やすい傾向があります。

短足でも長中足でも性格は明るく人懐っこいマンチカンが多いようです。この性格は大人になっても変わりません。

とっても穏やかな性格なので、飼い主さんと、楽しく過ごすことができるでしょう。マンチカンの特徴をしっかり把握することで絆を深く築くことができますよ。