運動不足を解消しよう!愛犬と一緒に楽しめる6つのドッグスポーツをご紹介!

ワンちゃんとのライフスタイルの変化に伴い、日本でもワンちゃんと楽しめるドッグスポーツが話題となっています。ドッグスポーツはワンちゃんのストレスや運動不足解消としても有効ですが、飼い主さんの運動不足も解消してくれそうですね。

また、オビディエンスを通じてワンちゃんと飼い主さんの信頼関係も高まります。運動不足解消にピッタリなドッグスポーツをご紹介します。

こんなにあった!ドッグスポーツの世界

(1)アジリティ

アジリティの挑戦するミニチュアシュナウザー

ドッグスポーツの中でもメジャーなアジリティは競技に参加しているワンちゃんもとても多いです。アジリティは狭いトンネルをくぐり抜けたり、バーを飛び越えるなどワンちゃんの障害物競走です。ジャンプ力やバランス感覚の向上なども期待できます。

アジリティは基本的にはどんな犬種のワンちゃんでも挑戦することができます。競技会では体高によってクラス分けされています。競技会では飼い主さんがハンドラーとしてワンちゃんにコマンドを出し、決められた順に障害をクリアしてタイムを競います。

ジャパンケネルクラブでは公認訓練所があるようです。興味のある方は是非問い合わせてみて下さい。
ジャパンケネルクラブHP

(2)フリスビードッグ(ディスクドッグ)

ディスクを追いかけるシャルティ

アジリティと同様によく知られている競技です。飼い主さんがディスクを投げてワンちゃんがキャッチするという競技です。ディスクがあればすぐに始めることができるという点からアジリティよりも普段の遊びにも取り入れやすいと言えます。

フリスビードッグ(ディスクドック)については下記に詳しく記載しています。

愛犬とドッグスポーツを楽しもう!「フリスビードッグ」に挑戦!!

(3)ドッグダンス

飼い主さんの足をくぐるシェルティ

ワンちゃんと飼い主さんが音楽に合わせて一緒にダンスをします。

ダンスと言っても、人間のダンスとは少し異なります。トリックと呼ばれる様々な動作を組み合わせて行う形になります。競技会では、飼い主のダンスに合わせてワンちゃんがパフォーマンスを行い得点を競います。ワンちゃんの癖などをトリックにすることも出来ます。

ドッグダンスはトリックをしっかりと理解させる必要があり、アイコンタクトも必要になります。少し、練習に時間がかかりますが、シニアのワンちゃんでも楽しむことができます。

(4)ドッグマラソン

ドッグマラソンのイメージ

ワンちゃんと飼い主さんが一緒にマラソンを行います。飼い主さんの体力に問題がなければすぐに始めることができるドッグスポーツです。

ルールは大会によって異なりますが、基本的には1人についき1頭で参加、リードを離すと失格になります。

(5)ギグレース

ギグレースイメージ

犬ぞりのようなドッグスポーツで、そりの代わりに自転車を使用します。

ワンちゃんに装着したハーネスのラインを自転車に繋ぎ、ワンちゃんが引っ張りゴールを目指す競技です。季節を問わずに行えるため、日本でもたくさんの大会が開催されています。

初心者クラス(ノービル)、一般クラス(オープン)に分かれています。ヘルメットの着用や細かいルール設定、安全に対しての配慮も徹底されているので安心して参加することができます。

(6)カニクロス

カニクロスイメージ

飼い主さんとワンちゃんが一緒に走ってタイムを競う競技です。ワンちゃんと一緒に走るという点はドッグマラソンと同じですが、リードの使用方法に違いがあります。

ドッグマラソンはリードを持って走る競技ですが、カニクロスは飼い主さんの腰にウエストベルト(サポートベルト)を装着します。ウエストベルトとワンちゃんのハーネスを伸縮リードで繋ぎます。ワンちゃんと飼い主さんがリードで結ばれているので動きに制限がかかる分、ドッグマラソンよりも難易度が高くなります。

ドッグスポーツはオビディエンスが重要

マテをするボーダーコリー

オビディエンスは服従訓練のことを言います。ドッグスポーツを始めるには基本的なオビディエンスが出来ている状態でないと、ワンちゃんを制御することができません。

とくに、アジリティやディスクドッグ、ドッグダンスなどはコマンドをクリアする必要があります。では、基本的なオビディエンスとはどのようなことでしょうか?

基本的なオビディエンスのコマンド

これなら、うちのワンコだって出来てますよ!と思われる飼い主さんはたくさんいらっしゃると思います。これらは、基本的なしつけとしてお家でトレーニングされていることも多いと思います。


しかし、オビディエンスは、 どこでも・どんな状況でもこれらのコマンドを行うことができる状態です。


お家では出来るけど、外に出るとできなくなるという場合には出来ていないということになります。ドッグスポーツを始める前に、普段のお散歩中や人の多い場所、ドッグランなどでオビディエンスがしっかりとできるようトレーニングを行いましょう。

まとめ

ワンちゃんと一緒に運動不足を解消することができるドッグスポーツは、しつけに必要な項目もたくさん盛り込まれています。

飼い主さんがご自身でトレーニングすることも出来ますが、教室などトレーニングを教えてくれる場所もあります。興味のあるドッグスポーツを調べて体験などに出かけても良いかもしれませんね。

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