【獣医師監修】柿を使った犬用の簡単おやつレシピと柿を食べさせる際の注意点

すっかり涼しくなり、食欲の秋がやってきました。秋は美味しいものがたくさんありますね。きのこやお芋、そして秋の果物「柿」。
さて、今回は、この「柿」についてをご紹介します。ワンちゃんが食べても大丈夫な果物はたくさんありますが、柿はどうでしょうか?

1.秋の味覚でワンちゃんが食べても良いもの悪いもの

まずは、秋の味覚でワンちゃんにとって NGとなるもの、与えても問題ないものを確認しておきましょう。与えても問題ないとは言え、与え過ぎには注意してください。

ワンちゃんが食べてもOKな秋の味覚とNGな秋の味覚

2.犬は柿を食べても大丈夫?

柿もワンちゃんが食べても問題ない果物です。

甘柿の栄養価

柿は80%以上が水分で出来ています。カロテンが豊富で、カリウムやミネラルも含まれているため、栄養価の高い果物を言えます。

また、柿に含まれているタンニンは、口臭予防の効果もあるとされています。  渋柿の方がタンニンが多いのですが、渋柿はワンちゃんにとってよくない成分が多いと言われています。
与える場合には、甘柿にしましょう。

ワンちゃんに与えても良い柿の目安量

皮や種はしっかり取り除いてから与えるようにしましょう。

3.愛犬に柿を与える時の注意点とは?

果物を頻繁にあげる犬は、下痢になることが多く動物病院へ受診することが多い傾向があります。犬はたんぱく質や脂質を消化するのは得意ですが、柿に含まれている繊維質や水分は消化が苦手です。 そのため胃腸に負担がかかり、下痢の原因となるので、喜んでよく食べるからといって与えすぎないようにしましょう。

(1)アレルギー反応が出る場合も

極稀に柿に対してアレルギー反応がでる子がいます。

アレルギー反応がでると、下痢や嘔吐、目の充血、じんましんや湿疹などによる身体のかゆみなどの症状が現れることもあります。初めて与える場合には、少ない量を与えて様子をみてください。

2)柿の与え方の注意点

柿を与える時の切り方にも注意しなければいけません。柿を与える時は小さめに切るか、スティック状にするか、潰して与えると良いでしょう。 与える量が多すぎると、おやつ後に食事として与えるドッグフードを食べないという状態になってしまうこともあります。与える量や時間帯にも注意が必要です。

4.お手製!柿で作る簡単おやつレシピ!

柿を使って簡単なお菓子を作ることが出来ます。愛犬に柿を与えた時に、口元や手元が柿の水分で汚れてしまうことを防げます。
① 柿の皮をむき、薄めにスライスします。
② 耐熱皿にキッチンペーパーを敷き、スライスした柿を重なり合わないように並べます。電子レンジで 10分ほど加熱し、冷蔵庫で冷やします。
※電子レンジで加熱しすぎると焦げてしまうこともあるので、柿の様子を見ながら加熱時間は調整してください。 冷やすと柿のドライフルーツのようなお菓子が出来上がっています。

加熱することで柿が固くなる場合があるので、スライスしたとはいえ与える時に手でちぎったりハサミでカットし、小さくしてから与えた方が喉に詰まる危険性を回避できます。

まとめ

秋の旬、柿はワンちゃんに与えても問題ない果物です。しかし、与えすぎには十分に注意してください。 また、柿に限らず、おすそわけで与える際には飼い主さんが先に食べて食べ終わった後に与えるようにしましょう。ワンちゃん優先はしつけ上よくありません。 与える量だけでなく、ワンちゃんの習性を理解し、与えるタイミングもしっかりとコントロールしてくださいね。

監修獣医師 箱崎 加奈子

病気から日常のケアまで飼い主さんと二人三脚でケア治療を行う、ペットのためのトータルケアサロンを東京世田谷、杉並で開業。健康で快適なペットとの生活を提案しています。

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