みなさんは、車中泊はしたことがありますか。車内に泊まるだなんて、なんだかワクワクしますよね。それに、宿泊代も掛からないのでリーズナブルにお泊まりを楽しむことができます。 そんな車中泊を、愛犬としてみたいとは思いませんか?ワンちゃんと一緒に車中泊を楽しむための準備や注意点についてご紹介します。
1.ワンちゃんのための準備をしっかりしましょう。
(1)忘れ物はない?ワンちゃんグッズの確認
まずは、犬関連のグッズを忘れないようにしなければなりません。当然のことですが、うっかり忘れてしまいがちです。水やドッグフード、リード、排泄関連、携帯用のお皿なども必要です。
また、季節によって必要な物も忘れずに準備しましょう。夏であれば暑さ対策グッズ、冬であればコートなど防寒グッズが必要です。万が一のために救急箱や薬なども持っていきます。
自家用車であれば、車内に常備しておけるものは予め常備しておくと忘れ物の心配が少し無くなります。人間の忘れ物はどこかで買うなど、なんとかなることもありますが、ワンちゃんの場合はフードなどは同じものを調達することが難しい場合もあるので、しっかりチェックしてくださいね。
(2)車内の環境も整えよう
ワンちゃんがリラックス出来る環境を整えてあげることも、車中泊のポイントになります。普段、お家で使用している毛布やベッドなど、持ち運ぶことが可能であれば持っていきましょう。
ワンちゃんによっては、外を通る人に反応を示したり、興奮してしまう子もいるでしょう。キャリーなどワンちゃんが落ち着けるスペースを作ることが出来る場合は準備します。窓にカーテンやシェードを取り付けておくと、外が見えづらくなるのでリラックス出来ます。車内でもこれくらいリラックスできると安心ですね。(写真はケビンくんとクロエちゃんです。とっても仲良し)
2.安全第一、事前チェックもしっかりと
(1)安全運転はもちろん、ワンちゃんの安全も第一に
走行中、ワンちゃんが飛び出してしまうなんてことがあれば大変です。走行中の車内では、何が起こるかわかりません。急ブレーキなどの不測の事態が起こることも考えられます。走行中の車内ではケージやキャリーの使用をオススメします。
ワンちゃん用のシートベルトという物もありますが、安全性を考えると、スペースは取りますが、ケージやキャリーの使用がベストです。
また、ドアロックの施錠も忘れずにしましょう。キャリーに入っているからという油断は禁物です。ワンちゃんと一緒の移動はなるべくゆっくりとした速度で走行出来るように、時間に余裕を持ってくださいね。
(2)休憩はこまめにとりましょう
長距離の旅は人間同様、犬にとってもつらいものです。こまめに休憩をとるようにしましょう。事前に休憩するポイントをチェックしておくと安心です。
最近では、サービスエリアや道の駅などでドックランを併設している施設も増えています。色々なドッグランに立ち寄るというのも旅の楽しみの一つになりそうですね。
NEXCO中日本の HPで、ドッグランのあるサービスエリアを紹介しています。
(3)ワンちゃんの車内留守番は注意が必要
パーキングエリアなどで車内を犬だけにする場合には、車内の温度管理を徹底してください。特に、夏場は車内の温度は急激に上がります。ちょっとだけのつもりが、戻ったらワンちゃんが熱中症になっていたなんてこともあり得ます。
また、暗くなると周りが見えにくいですし駐車する場所もなかなか空いてない、ということが多いので日が暮れる前に安全な駐車スペースを見つけておきましょう。 駐車する場所はコンビニや、せめてトイレだけでも近くにあるとより安心できます。サービスエリアの中央部あたりなどはさまざまなものが近くにあるので良いです。
(4)荷物は小分けして収納しましょう
荷物は、どこか一箇所にまとめて置いておくのではなく、少しずつまとめていくつかに分けて収納しておくのがおすすめです。取り出したいものを必要なときに取り出せないということの無いように取り出しやすい形で収納しておきましょう。
まとめ
ワンちゃんとの車中泊は、ワンちゃんのストレスを軽減させてあげることが非常に重要となります。ワンちゃんも飼い主さんも快適に過ごせるように、色々な工夫を楽しみながら、ワンちゃんとの車中泊にチャレンジしてみてくださいね。