【猫の留守番】猫がさみしくないように快適に留守番をさせる3つの方法

猫を飼っているとなかなか遠出が出来ないという人も多いのですが、一匹でもお留守番することは出来ます。どの程度の日数ならば一匹でお留守番させていても大丈夫なのでしょうか。その時に注意しておきたい点も覚えておきましょう。

★1.猫はどれくらい留守番できるのか?

(1)猫の留守番の限界は2日が通説

猫は犬のように社会性がある動物ではありませんので、自然の状態であっても一匹だけでも生きていけますし、あまり孤独感を感じていないといわれています。しかしそれは自然の状態での話で、産まれた時から人間に飼われエサや愛情を貰っていた猫にとっては、飼い主が急にいなくなってしまうのは不安に襲われてしまうこともあります。人間相手のように「旅行に行くから明後日帰ってくる」なんて言うことは猫にはわかりませんから「帰ってこないな」という不安感を抱えたままの状態になってしまいます。一般的には、猫だけの留守番は2日が限界だといわれていますので、一泊での出張や旅行程度なら問題がないといえるでしょう。しかしこの2日という日数にも猫の個体差がありますので、もっと長い日数でも一匹で問題がないという場合や、1日だけでも無理という猫もいます。

(2)分離不安が強い子も中にはいる

家の中で飼い主の姿が見えなくなったり、ちょっとそこのコンビニまで、という10分ほどの外出であってもニャーニャー鳴き続けてしまったり、普段は問題ないのに飼い主がいなくなるとトイレでない場所でトイレをしてしまう、さらに飼い主が外出するのがわかると途端に暴れだしてものを壊したり傷つけたりするといった行動を起こす猫がいます。これは猫の分離不安症と呼ばれている症状で、飼い主との結びつきが強いため、飼い主がいなくなることで極度の不安状態に陥ってしまうことをいいます。その結果が家の中にいる飼い主を捜してニャーニャー鳴いて猫に関心を持たせようとしたり、鳴き声を上げたりすることでいなくなった飼い主を捜そうとする行動を起こしてしまうのです。出かける前に暴れだすのは、飼い主の外出自体を阻止しよう、という意図もあるといわれています。このように普段から飼い主を捜すことが常となっている分離不安の強い猫の場合、家を空ける事自体が難しくなってしまいますし、飼い主と離れてしまうことで大きなストレスを感じてしまい、体調を崩すきっかけにもなってしまいかねません。

★2.【方法1】留守番は少しずつ慣れさせる

それでも仕事の出張などでどうしても家を空けなければいけないことがある、という場合には、急に猫一匹だけで留守番をさせることは難しいため、少しずつ慣れさせていく方法を取ってみましょう。簡単な方法だと、少しずつ外出する時間を伸ばしていくのです。最初は5分程度から、次には10分程度、慣れてきたら1時間、というように、徐々に飼い主がいない時間が長くなるようにします。この時に、猫に「いってくるね」「ただいま」という声をかけることで「今は出ていくけど、ちゃんと帰ってくるんだ」という意識が生まれてきます。これだけで猫にとっては大きな安心感が生まれることになりますので、長時間の外出を行う時にも「ちゃんと帰ってくるんだな」と、思うと家で待っていてくれるようになります。ちょっと面倒だと思うかもしれませんが、いい子で家で待ってもらうためには、飼い主の努力も重要です。

★3.【方法2】留守番に必要な環境を整える

いくら留守番が苦ではなくなったとしても、一匹で快適に過ごせる空間を作っておくことも大切です。

(1)大好きなおもちゃ

まずは猫が大好きなおもちゃです。いつもは遊んでくれる飼い主がいなくなると、猫は退屈して思いもよらないようないたずらをしてしまうかもしれません。そんなことがないように、お気に入りのおもちゃをいくつか部屋の中に出しておくと良いでしょう。

(2)飼い主の臭いのついている毛布やシャツ

臭いはとても重要なもので、例え飼い主がいないとしてもその臭いがついているものがあれば、猫は安心することができます。普段使っている毛布やシャツといった、飼い主の臭いがついているものを置いておくと、その臭いで猫は安心を感じ、飼い主がいなくてもそのさみしさを紛らわせることができるようになります。

(3)その他必要な準備

その他にも必要な準備として、まずはエサです。エサはその個体の性格にもよりますが、あればあるだけ食べてしまうような猫の場合には、自動給餌機を購入し、一定時間ごとにエサが出るようにしておくと、一度に食べ過ぎてしまうのを防ぐことができます。水も重要ですが、水はこぼしてしまうとそれで終わりになってしまいますし、部屋の内部の家具や床にもダメージがあります。綺麗な水を外出する時間に合わせて2~3か所以上置き、倒れてしまわないような工夫を行っておきましょう。そして綺麗好きの猫のためのトイレも、水同様に数か所設けておくと猫のストレスになりません。
さらに季節に応じた室温対策も必要になります。夏は電気代がかさみますがクーラーを弱くかけ、冬は暖房をつけっぱなしにすると火事になる危険性もありますので、寒くなったら逃げ込める場所を作っておきましょう。段ボールに温かい毛布やフリースを詰めておいたり、湯たんぽを使ったりすると安全に猫も暖を取ることができます。

★4.【方法3】留守番時の危険を回避する

水のある場所に飼い主がいない間に落ちてしまうと猫の命の危険もありますので、お風呂の水は抜いておく、トイレの蓋は閉めておくようにします。猫のおもちゃや部屋の中に小さいものが落ちていると、猫はそれを口で咥えて誤飲してしまう危険性がありますので、小さすぎるおもちゃや紐が落ちていないかも確認しておきましょう。また、狭いところに入るのが猫は大好きですから、ちょっとした隙間に入り込んで出てこられなくなる危険性もありますので、狭い隙間には入れないような工夫も行っておきましょう。最後に戸締りです。換気のためにちょっとだけ窓を開ける人もいるかもしれませんが、器用な猫はそこから窓を開けて外に飛び出してしまう危険性もあります。普段気づかないような細かいところまで気を付けておきましょう。

★5.子猫には留守番させない方がベター

これだけしっかり準備すれば、猫一匹でも大丈夫!と思うかもしれません。しかし、これはあくまで成猫の話です。子猫の場合にはまだ人間の世話が必要ですし、精神的にまだ成熟していない子猫を一匹で放置してしまうとストレスで精神的に不安定になってしまう可能性もあるといわれています。子猫の間は長時間、一匹での留守番をさせないようにしておきましょう。

★6.帰ってきたらたくさんスキンシップ

そして帰ってきたら、たくさん猫とスキンシップを取ってあげてください。「一匹でお留守番出来てお利口だったね」「いい子だったね」と抱っこして撫でてあげることで猫も安心しますし、お留守番していた間の寂しさも吹っ飛んでしまうでしょう。また、不在の間の猫の体調の変化にも気づくことができますので、たっぷりとスキンシップをとることをおすすめします。

★まとめ

猫は一匹でもお留守番は出来ますが、そのためには安全にお留守番ができるように日頃からしっかりと準備を行っておくことが大切です。長期間のお出かけになると、猫よりも飼い主の方が「猫は大丈夫かな?」と心配になってしまう人が多いともいわれています。しっかりと準備を行い安全対策もしておくと、飼い主自身もお出かけをたっぷりと楽しむことができるようになりますよ。

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