ペットシーツタイプを使った猫のトイレしつけ法!猫砂との違いやメリットとは

猫のトイレといえば砂というイメージを持っている人も多く、実際に猫のトイレ用として販売されているもののほとんどは砂タイプの物になります。しかし猫用のトイレシーツも販売されており、飼い主にとっても大きなメリットがあります。

★シーツタイプのメリット/デメリット

シーツタイプのメリット➀

シーツタイプのメリットの1つ目は、「清潔さ」です。猫砂のように猫によって砂があちこちに散らばってしまうということがないので、「こんなところにまで!」というほど広範囲に砂が飛び散ることがありません。そのため部屋に置いてもトイレの周りが汚れることがありません。

シーツタイプのメリット➁

シーツタイプのメリットの2つ目のメリットは、「扱いやすさ」です。準備はシーツを引くだけ、トイレの後はそれを片付けるだけなので、猫砂のように固まっている部分だけを取り除く必要もなく、さらに購入の際にも猫砂に比べて軽いので1人で買い物に行ったとしても購入しやすくなっています。また、猫は腎臓に病気が発症することが多いのですが、トイレシーツならば尿の色がわかりやすいので猫の不調に気づきやすいのもメリットだといえるでしょう。

シーツタイプのデメリット

デメリットとしては猫は砂でトイレをすると自分の排泄物を隠す習性があります。そのため、トイレシーツでは排泄物が隠れませんのでいつまでもシーツをかいてボロボロにしてしまうこともあります。特に子猫などはボロボロになったトイレシーツを食べてしまう危険性も指摘されています。

★猫をペットシーツタイプでおしっこさせる方法

(1)猫砂で慣れている場合、最初は併用

今までずっと猫砂を使ってきた場合、急にトイレシーツだけに変えてしまうと猫も戸惑います。急なトイレの切り替えは猫にとってストレスになってしまうこともありますので、最初のうちは今までの猫砂とトイレシーツとを併用していき、徐々に慣れさせていくようにしましょう。最初はトイレシートの上に猫砂を引くようにし、徐々に猫砂の量を減らしていくと無理なしつけを行わなくても自然とトイレシーツを使ってくれるようになります。

(2)掻くとシーツが破れて絡まるかも

猫は排泄物を隠すために砂を掘りますが、トイレシーツの場合には掘る砂がありませんので自然とトイレシーツをひっかきます。そのため破れて絡まってしまう可能性があります。破れると床も汚れてしまいますので、破れても大丈夫なようにトイレシーツを2枚引くようにしたり、トイレが終わった後は猫の様子を確かめて、破れたトイレシーツが猫に絡まっていないかどうかもチェックしておくようにしましょう。

(3)できたら褒めるの繰り返し

上手くトイレシーツの上でできないのは慣れるまでは仕方ありません。その時は怒らずに我慢することも必要ですが、うまくできたらちゃんと猫をほめるのも大切です。褒められたことを猫はちゃんと覚えていますので「トイレはここですればいいんだな」と覚えてくれるようになります。

★まとめ

猫のトイレは砂だというイメージも強いですが、清潔さや処理の手軽さなど、トイレシーツの方が飼い主にとってのメリットも大きいといえます。猫砂の買いだしや毎日のトイレの掃除が大変なら、一度トイレシーツを利用してみてはどうでしょうか。
全国のトリミングサロン・動物病院・ペットホテルの検索&予約なら