語源の一説に「寝子」という名称もあるくらいなので、寝てばかりいる・大人しい、そしてマイペースというイメージから、活発で快活な犬より飼いやすいとお思いの方も多い、猫。犬と比べて散歩の必要もないし、と思いがちですが、猫の性格は種類によってもさまざま、もっと言えば個体によってもさまざまです。当然、マイペースで寝てばかりいる種類もあれば、好奇心旺盛ではしゃぎ回る種類だってあります。ここでは、おっとりとした性格の猫に焦点をあてて、飼いやすい種類をご紹介していきます。
★短毛種より長毛種

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ちなみに、短毛種はブラッシングやシャンプーの手間もかかりませんが、長毛種は毎日ケアしてあげる必要があります。毎日お手入れを楽しみつつ、猫ちゃんと交流したいという方にはうってつけでしょう。
★子猫よりも6か月以上の子
もし、おっとりした猫ちゃんとマイペースに暮らしたいなら、子猫は禁物です。6ヶ月までは、それはもう好奇心の塊で、あちこちへ飛び回ったりひっきりなしに動き回ったります。飼い主さんも、膝や手が傷だらけになってしまいます。ワンちゃんと違って、子犬から育てなければしつけが大変、というわけでもありません。かわいいからといって、軽い気持ちで子猫から飼うと大変な目に遭うので要注意。(その分、あまりある程の愛らしさがあるのですが…。)
6ヶ月以上になると、ある程度性格に落ち着きが出てきて、大人しくなっています。遊びたい欲求も子猫ほどではなくなっているのもポイント。また、子猫は非常に体調が不安定ですが、大人の猫(成猫)になると体調が安定していて、初心者の方でも安心して飼うことができますよ。(子猫の頃は、24時間体制で近所で開いている動物病院がないと不安です。
6ヶ月以上になると、ある程度性格に落ち着きが出てきて、大人しくなっています。遊びたい欲求も子猫ほどではなくなっているのもポイント。また、子猫は非常に体調が不安定ですが、大人の猫(成猫)になると体調が安定していて、初心者の方でも安心して飼うことができますよ。(子猫の頃は、24時間体制で近所で開いている動物病院がないと不安です。
★メスのほうが大人しい
また、性別による違いもあります。オス猫の方が活発で、元気で甘えん坊の個体が比較的多いです。メス猫の方が落ち着いていて、扱いやすい猫が多いとされています。ただし、当然ながら個体による差も大きいので、飼ってみての判断になるところも注意しておかなければなりません。
オスが活発的な理由としては、頻繁に狩りを行っていた野生動物であった名残とされています。
オスが活発的な理由としては、頻繁に狩りを行っていた野生動物であった名残とされています。
★おっとり性格の猫達
(1)ラグドール

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(2)メインクーン

Maine coon cat, sitting and facing, isolated on white
(3)ブリティッシュショートヘア

British Shorthair cat lying and looking on white background,isolated
(4)スコティッシュフォールド

lop-eared scottish cat . isolated on white background
(5)ペルシャ

Persian cat sits in front of white background
まとめ
いかがでしたか?穏やかな、おっとりさんを飼うためには、性別や毛の長さ、年齢はもちろんのこと、猫種によるものが大きいので、その点を踏まえた上で猫ちゃんを選びましょう。当然ながら個体差もあるので、必ず一度会ってみてから飼うようにしましょう。良いパートナーと巡りあえることを祈っています!