スコティッシュフォールドの値段の違いは販路の違いにあり?

飼いたい猫のランキングでも常に上位に入っているスコティッシュフォールドは、折れた耳が可愛らしい人気の高い猫です。スコティッシュフォールドは人気がありますので、購入する際にはさまざまな方法で容易に手に入れることができる種類の猫だといえます。それぞれの購入方法のメリットやデメリット、費用はどの程度かかるのでしょうか。

★1.スコティッシュフォールドの価格の範囲

スコティッシュフォールドの販売価格は、15万円~25万円ほどだといわれています。値段の違いは、購入する方法やその猫の耳の状態でも価格は変わってまいります。スコティッシュフォールドといえば折れた耳、というイメージがありますが、実際には折れた耳になる猫は3分の1ほどだといわれており、残りの3分の2は立ち耳のスコティッシュフォールドです。

そのため、両耳ともきっちりと折れた耳のスコティッシュフォードで血統のよいものは30万円以上の高額になることもあります。

★2.ペットショップで購入のメリット/デメリット

ペットショップで購入のメリットは、お店までのアクセスが良く気軽に見に行けます。またきちんと事前に健康診断を行ったり、購入後のアフターフォローもしっかりと行っている販売店も多く安心して購入できます。
展示方法も猫の特性に合わせ工夫してストレスを与えないように展示しているペットショップも増えてきています。

デメリットとしては健康管理をきちんとしているペットショップとは逆で、健康管理が出来ていないペットショップも存在しています。こちらの質問に明確に答えてもらえないようなペットショップでは、そこにいるスコティッシュフォールドの健康状態も心配です。

★3.ブリーダーから購入のメリット/デメリット

ブリーダーから購入のメリットは、血統がはっきりとわかるという点です。ブリーダーと飼いたいという人の直接の取引になりますので、ペットショップよりも安価になるケースが多いです。

デメリットとしては近くに専門のブリーダーがいない場合は直接子猫を見に行くのに手間がかかります。
時間と手間はかかりますがブリーダーから購入の際は直接ブリーダーの所へ見学に行くことをお勧めします。

★4.里親制度で購入のメリット/デメリット

里親制度で購入のメリットは、費用が一番安くなるという点です。何らかの事情で育てることができないスコティッシュフォールドを、格安で譲り受けることができますので里親制度を利用してみましょう。
デメリットとしてはスコティッシュフォールドは人気の種類になりますので、純血種を見つけることは至難の業だといえます。頻繁に里親サイトのチェックなどをおこなう必要がありますが、それでも出会えないケースもあります。

★5.長毛種は値段が高め?

スコティッシュフォールドには長毛種と短毛種がいますが、どちらも価格的にはあまり変わりはないといわれています。毛の長さよりも、耳の折れ具合の方が重視される傾向にあるようです。

★まとめ

スコティッシュフォールドは人気だからこそ多くの場所で入手可能ですが、それぞれの方法にメリットとデメリットがあります。それを良く理解し、信頼できるところからスコティッシュフォールドを購入するようにしましょう。
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