ペットとして人気の高い猫には、多種多様な品種があります。その中から自分好みの猫を選ぶ時、どのような基準で決めますか?見た目だけで選んでしまうと、いざ飼い始めた時に思わぬ苦労があるかもしれません。そこで、事前に知っておきたいのが猫の品種による性格です。今回は猫の中でも、おとなしい性格をしている品種を紹介していきます。猫を飼いたいけれど、マンションやアパートに住んでいるから、うるさいと迷惑になってしまう。小さい子どもがいるから、やんちゃな猫だと不安がある。と、悩んでいる方は、ぜひ猫を選ぶ時の参考にしてみてください。
★猫の性格は様々
人間と同じで猫にも様々な性格があり、やんちゃで活発な猫もいれば、おとなしくてのんびりとした猫もいます。個々の性格は主に幼少期の生活環境によっても形成されていきますが、遺伝によって生まれながらに見られる性格の傾向があります。品種によって性格が分かれるのは、先祖となる猫の品種から引き継ぐ遺伝子があるからです。この遺伝子による性格の差は、見た目で判断できるものもあるので、事前に知っておけば猫をより選びやすくなる筈です。
★短毛種より長毛種がおとなしい
被毛の長さで、猫の性格をおおまかに判断することができます。被毛の長さによって、短毛種・中毛種・長毛種と種類分けされますが、基本的に毛が長い猫の方がおとなしいといわれています。短毛種は運動が大好きで、活発な性格をしている猫が多いです。対して長毛種の猫は、マイペースでおとなしい個体が多いのが特徴です。被毛の長さは品種の特徴として現れますが、品種によっては短毛と長毛の2種類がある場合があります。おとなしい猫を飼いたいのなら、長毛種を選んだ方が良いでしょう。猫全体の数の割合としては、短毛種の方が多いです。
★比較的おとなしいと言われる品種の猫
・スコティッシュフォールド
スコティッシュフォールドには短毛種と長毛種の2種があるので、よりおとなしい性格の個体を選びたい場合は、長毛種を選びましょう。
・ラグドール
・ボンベイ
しなやかでスリムな体型ですが筋肉質なので、運動量はそれなりに多めです。比較的おとなしい品種の猫ですが、一緒に遊んであげる必要があります。
・ブリティッシュ・ショートヘア
まとめ
おとなしい性格をしている猫のメリットとして、マンションやアパートでも比較的飼いやすいということが挙げられます。見た目の好みで決めるだけでなく、自分のライフスタイルに合わせて、飼う猫の品種を決めてみてはいかがでしょうか。