【獣医師監修】お肌の弱いわんちゃんにオススメ!愛犬のご飯にパプリカを取り入れよう!

1.パプリカの栄養素について


栄養がたっぷり含まれたパプリカは特に肌が弱いワンちゃんにぴったりな野菜だということをご存じでしょうか? パプリカにはカロテンとビタミンCという栄養素が豊富に含まれています。カロテンには免疫力を高める成分が含まれているので、感染症予防に効果抜群です。アトピーなどに悩むわんちゃんは肌の免疫力が弱まっているのでパプリカの栄養素で体質改善を促しましょう。 また、ビタミンCは紫外線対策に効果的な栄養素です。短毛で皮膚に日光が当たりやすいわんちゃんにはビタミンCを積極的に与え、肌のダメージを軽減してあげましょう。 さらに、ビタミンCはコラーゲンが体内生成される際、体内生成を助ける働きもある栄養素です。コラーゲンは肌にハリを与え若々しく保ってくれる成分なので、肌のケアにぴったりですね

2.ピーマンとの比較結果

パプリカによく似た野菜、ピーマンもわんちゃんにとても良い野菜と言われています。そんなピーマンとパプリカの栄養素を比較してみましょう。 まず、パプリカに含まれるビタミンCはピーマンの約1.8倍もあります。 さらにそのほかのビタミン類もピーマンにくらべると約5.6倍にもなるんです。そして肌へのケアに重要なカロチンを含むカロチノイドは、ピーマンの約15倍も摂取することができます。 ピーマンと同じ量でこれだけの栄養素を与えることができるパプリカはわんちゃんの肌のケアにぴったりの野菜なんです。

3.パプリカを与えるときに注意すること

お肌の弱いわんちゃんが積極的に摂りたいパプリカですが、与えれば与えるほどいいというわけではありません。 犬の腸はもともと野菜を消化することがあまり得意ではありません。大量の野菜を一度に食べさせると、消化不良を起こしてしまう可能性があります。 また、パプリカに含まれているアルカノイドという成分は、ごくわずかに毒性を持っているので、与えすぎると体調を崩してしまう恐れがあります。特に、関節が弱い、炎症があるわんちゃんは、関節炎を促進してしまう可能性があるので与えすぎには十分に注意しましょう。

4.お手製おすすめレシピ

パプリカはそのまま与えるより、ひと手間加えた美味しい特製ごはんにしてわんちゃんに与えてあげましょう。

オススメレシピ

お勧めは野菜と鶏肉をパプリカと混ぜ合わせた彩りチャーハンです。 鶏肉はボイルし、粗熱を取ったら食べやすいサイズにほぐしておきます。パプリカはオレンジ、黄色、赤などお好みのものを用意し、1cm程度の大きさに刻んで混ぜ合わせます。 その他に野菜を小さく切って入れてもおいしいですよ! 全てをざっくりと混ぜ合わせたら、少量の油でさっと炒め粗熱を取ったらできあがりです!
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